ぼくは、むぼうび(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
よのなかは、いろいろと、さわがしいようだけど、
ぼくは、まいにち、げんきで、ごはんをたべて、ねています。
べっどで、ねていると、かいぬしが、やってきて、
「かわいいじゃん、おまえ」といいながら、
ぼくを、こねまわすので、うざいです。
かいぬしは、ぼくのすきな「おやつ」が、さいきん、みせにないので、
おみせのひとに、きいたり、
せいぞうもとの、かいしゃに、でんわをかけたりしています。
「はんばいちゅうしに、なったわけではないけど、
しばらく、せいぞうをひかえるらしい。
いろいろ、じじょうがあるのかな」と、
かいぬしはいっていました。
「うちのねこが、どうも、あれしかたべなくて」と、
かいぬしは、でんわで、かいしゃのひとに、なきついていて、
「いま、あるので、わりと、あじがにているのは、どれですか」
と、きいていました。
「いなばちゃおすてぃっくぜりー、というのが、いいらしい。
よんほんいりだって。こんど、かってこようかね」と、
かいぬしは、いっていました。
どんなあじなんだろうな。
ぼくは、このしゃしんだと、おおきくみえます。
「ほんとうは、わりと、けばかりなのにね」と、
かいぬしは、わらっていました。
「それにしても、なんちゅう、けいかいしんのない、かっこうで、ねるのよ。
くってくれ、と、いわんばかりだね」
と、かいぬしは、あきれていたけど、
ここは、ぼくの、おうちだからな。
あんしんしなくて、どうするってんだよ。
それから、かいぬしが、いうには、このしゃしんには、
ぼくの、ゆびのねもとに、ゆびわをはめているみたいな、
おもしろい、もようの、まえあしが、わりとよく、うつっているので、
そこも、しっかりみてほしいそうです。