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ぼくは、めじろ(カツジ猫)

みなさん、おはようございます

けさ、ぼくは、いちねんほっきして、かおを、あらいました。
かいぬしに、だかれて、いいきもちで、おふとんのなかでねていたので、
まえあしをなめて、たおるがわりにして、
めもとを、なんども、ふきました。
ごしごし、こすって、きれいになるよう、
われながら、がんばりました。

やっているうちに、のってきて、
みみまで、まえあしをかけて、しっかりと、ふきました。
かいぬしは、ぼくのよこで、
まくらのうえから、それをみながら、
「おお、いいやん、いつもいっているように、
そうして、こまめにあらったら、めもとがよごれないで、
いいおとこに、なるんだよ」と、よろこんでいました。

そのあと、かいぬしは、「もう、おきないと」といって、
ぼくが、まくらにしている、うでをぬこうとするので、
ぼくは、ちょっと、かみつきました。
かいぬしは、「はいはい、きもちはわかるけど、
おきて、ごはんをたべて、いろいろしごとをしなければ、
もうすぐ、としが、あけちゃうよ」といいいました。

けっきょく、うでをはずされたので、
ぼくは、むかついて、おきました。
ふとんからでて、なにをするか、かんがえちゅうです。
きょうは、おてんきがいいから、
おにわにでて、みようかな。

このまえ、かいぬしは、ねているときに、
ぼくのかおを、まじかに、みて、
「なんだか、おまえ、めのふちが、しろくなったね。
それも、としのせいなのかい。
めじろみたいで、かわいいよ。
そのうち、うめのはなといっしょに、
ねんがじょうにしてやろうかな」といいました。

さいきん、いそがしいらしくて、
あんまりしゃしんをとってくれないからな。
いつのことになるんだろ。

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カツジ猫