ぼくは、やるときはやる(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、きのうときょう、ちょっとがんばって、しごとをしたようで、
「じぶんへの、ごほうびに、あそびたいけど、
まだまだ、しごとがのこっているから、そうもいかないのよね」と、
つまらなそうにしています。
おとといか、そのまえは、てつやして、
ぼくが、なんど、よびにいっても、べっどに、きませんでした。
きのうは、わりと、はやめに、ねていたので、
ぼくも、いっしょにねようとおもって、
いそいで、そとに、といれにいって、
ごはんをたべて、つくえから、いすづたいに、べっどにいこうとおもったら、
かいぬしが、まだ、いすのうえを、かたづけていないので、
いろんなものが、ごちゃごちゃのっていて、
とおれませんでした。
ぼくが、てーぶるのうえで、かんがえていると、
かいぬしは、まくらのうえからみて、
「あー、ごめん、そこ、まだ、かたづけてなくて。
ひっかえして、まわっておいで」といったけど、
ぼくは、めんどうだったので、
ぼんっといすをとびこえて、べっどに、ちゃくちしました。
かいぬしは、おどろいて、
「まあ、ゆめでもみているのかしら。
おまえ、そんなじゃんぷが、できるのね。
おりんぴっくなみの、すごい、たかさだったよ」と、かんしんしながら、
ぼくを、ふとんにいれてくれました。
ぼくは、ぐるぐるいって、いっしょにねました。
かいぬしは、けさになって、
「でも、あのじゃんぷは、ぐうぜん、うまくいっただけで、
ひとつまちがったら、どでっと、ゆかに、おちていたのかもね。
いちかばちかで、やってみたら、
たまたま、うまくいったんでしょ」と、
ぼくをみて、まだしんじられないようでした。
かいぬしが、いすのうえを、きれいにするまえに、
もういっかい、やってみせてやろうかな。