ぼくは、ゆうゆうじてき(カツジ猫)
みなさん、おはようございます
ぼくは、まあまあ、かいてきにすごしています。
このまえ、かいぬしは、かいらんばんを、とどけにいくとき、
ぼくをかたにのせて、どうろにでて、おとなりのいえまで、あるいていきました。
ぼくは、かいぬしのかたのうえから、あたりをみていました。
かいらんばんをうけとった、おくさんは、
「まあ、きれいなねこですね」と、ぼくのことを、ほめました。
「がいけんは、まあまあなんですけどね」と、かいぬしは、いっていました。
じゃあ、なかみは、どうなんだろうとおもったけど、
ふかくついきゅうはしないことにしました。
このしゃしんは、だいぶまえのですが、
かいぬしは、じっとみていて、
「あれ、このかお、まえにいた『きゃらめる』ににてるなあ。
はっさいで、しんだけど、おまえも、おなじぐらいのとしになったから、
かおも、にてきたのかしら」といっていました。
このまえ、おきゃくさんがとまっていって、
かいぬしは、べっどに、じょうとうのもうふをしいて、
かさねていた、まくらも、かたづけました。
それで、ぼくのすきだった、まんなかのへこんだ
「かたろぐはうす」の、まくらが、うずまっていたのが、またでてきたので、
ぼくは、うれしくて、またそのうえに、ねています。
かいぬしは、まいにち、ぼくに、わりときまったことをいいます。
「おりこうで、おるすばんしているんだよ」
「ほら、ちゃんとたべてしまいなさい」
「おやつだろ。ちょっとまってね」
「はいはい、もうすぐねるから」
「えー、どこからでてきたの」
「あはは、そこにいたのかい」
とか、いちにち、ごかいかろっかいは、いっています。
ぼくも、だんだん、いくつかことばを、おぼえそうです。
このまえ、いなかのいえにいた、「もも」さんの、めいにちに、
かいぬしは、「もも」さんのすきだった、かつぶしを、
いっぱいかってきました。
「もも」さんは、かつおぶしに、めがなかったそうです。
にんげんのかつぶしの、ぱっくも、いくつもかってきて、
おそなえしたあと、ぼくにも、わけてくれました。
ひさしぶりの、かつぶしで、ぼくも、まんぞくしました。
「このみがわかっていると、おそなえも、らくでいいな。
おまえは、どうなんだろう。
やっぱりこの、『おやつ』のぱっくかな」と、
かいぬしは、いっています。
ぼくとしては、さしあたりは、かわはぎのおさしみと、あまえびで、いいです。
できたら、いきているあいだに、もらえたら、もっといいです。(=^・^=)