セルフレジでぶちきれる。
◇カツジ猫がおしっこをかけたりして汚れていた、クローゼットのカーテンが、クリーニングできれいになって戻って来た。カツジのおしっこはほとんど臭いがしないので、また汚されたところで大したことはないのだが、カーテンがないのもすっきりしていいなと思っていたので、しばらくかけないでいることにした。カーテンのない窓から夜の道や、森のような木立が見えるのはなかなか悪くない。
ただ、ここの窓につるすはずのクリスマスの飾りを入れた箱が今年はまだ見つからない。ま、いっか、ないならないで。
◇同じようにさがすともなくさがしていた、古いTシャツが見つかったので、久しぶりにそれをネタにした「断捨離狂想曲」の原稿を書こうと思う。他に書きたいものもいくつかあるのだが、なかなか時間がとれない。
◇ああ、やってしまったという感じなのだが、昨日スーパーのセルフレジで、はりついて、つきまとって、「これです」と横から手をのばして手助けしたがった男性店員に、とうとうぶちきれて、「一人でゆっくりやりたいの。もういいから全部元に戻して」と言って画面を消させて、最初から一人でやり直した。すみませんと恐縮していたが、きっと今話題の団塊の世代のぶちきれ老人と思っているだろう。不覚だったと思う一方、放置しておくべきではなかったからこれでいいという気もしてしまう。
疲れがたまってイラついてたかと反省もするが、私はだいたい他人にかんしゃくを起こしている時は、絶対に事故など起こすまいと心をひきしめ冷静になることにしていて、極限まで激怒したら、むしろ決して行動や発言はしない。最低でも一日二日は家に持ち帰ってじっくり寝かせる(笑)。
このセルフレジの件も、ずっと前に一度書いたように、大抵の店員はちゃんとしているのだが、中に数人、いちじるしくかん違いをしているとしか思えないサービスマニアのやつがいて、頼まれもしないのに、操作をしている後ろや横にべたっとくっついていて、ちょっと迷ったりためらったりすると、すかさず介入してくる。もう、そういうのが生きがいというか自己満足というか、うっとうしいしうざったい。万引き犯かボケ老人と思ってるのですかと聞いてみたくなるレベルのおせっかいぶりだ。
私はこの手の精神のサービスをしたがるやつがほんとに嫌いで、やたらめったらあいさつしまくるスポーツジムのスタッフ(あれは全員そうだったから経営者の方針だろう)にうんざりして、別のジムに移ったし、今は行きつけのカリスマ美容師なので問題ないが、やたら話題をふりたがる美容師というのも、ほんとに殺したろかと思うぐらいいやだった。
そういう自分の好みだの何だのを分析しては検討し、同じような事実が積み重なるのを貯金のように確認していて、運転歴の違反点数のように、オーバーしたと判断したとき、ぶちきれることにしている。よって、見た目には唐突でも不可解でも、私にはもう絶対にその時点では修正不可能、司法取引の余地はない。後悔も逡巡もまずするような案件ではない。だからまあ、あらためて確認しておくが、反省の必要はあるまい(笑)。
◇むしゃくしゃついでに、銀行と保険の話も書きたかったが、これはまた次にするとしよう。
カツジ猫との椅子の争奪戦はあいかわらず続いている。でも最近は、椅子をぐるんと回して隣りの椅子にくっつけて、お尻をぽんぽんたたいてやると、黙ってそちらに移動するようになって来た。サファテ忖度打線じゃないが、何かを感じてくれたかな。