ぼくも、まけちゃいられない(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
まいにち、さむいし、かいぬしはいそがしいのか、つかれてるのか、
なんだか、ゆううつそうにしているし、つまらないです。
だいせんぱいの、きゃらめるさんの、めいにちがちかいから、
いろいろ、おもいだすのかな。
しんでから、にじゅうねんたっても、
こんなにおもいだしてもらえるのは、ねこみょうりに、つきるんじゃないかな。
ぼくがしんだあとも、おもいだして、おちこむのかな。
でも、かんがえてみたら、ぼくがしんだあと、にじゅうねんも、
かいぬしは、いきてないかもしれないよな。
じゃ、きゃらめるさんには、ぜったい、かてないやん。
ぼくが、かごのなかで、そんなことをかんがえていたら、
かいぬしは、ぼくをにらんで、
「ちょっともう、かつじ、たのむから、はやめにしんで、
にじゅうねんかせごうとか、かんがえるんじゃないよ。
きゃらめるは、はっさいで、しんでしまったの。
だから、おもいだしてもらうじかんも、ながくなるの。
おまえはもう、わたしとじゅういちねんか、にねん、くらしているでしょ。
すでに、そのてんでは、きゃらめるにかってるんだから、
あせらなくて、よろしい」と、いいわたしました。
そんなもんなのかなあ。
ながく、おもいだしてもらえるのと、
ながく、いっしょにくらすのと、
どっちがいいんだろう。
きめられないから、りょうほうが、いいな。