もろ泥沼
ひー。上の家をちょっとだけ片づけはじめたら、もう大昔の手紙やら小説の原稿やら授業の資料や論文の下書きやら、私の人生の古文書がばさばさ出て来て、まさに泥沼。しかもけっこう居心地がよい泥温泉っぽいから困るのよ。
まあ、少しは捨てられるものは捨てた。来年の授業を蝦夷紀行でやろうかと思ったけど、これは本が足りなさそうで、計画を破棄。どうしよう。大河ドラマが蔦重だから、この機会に黄表紙の安い本とか出てくれたら、テキストにできるんだけど、まだわからないしなあ。古典大系の黄表紙集とか買わせるのは貧しい学生に気の毒すぎるし。誰か出版しないかしらと思うけど、シラバスも1月には出さなきゃだし、そんな出版をあてにはできない。
とにかく、ものを乗り越えないで歩ける通路だけでも確保しようという目的は達したから、年内には片づけは、もうこのくらいにしておくか。明日は怪しげなおせち料理やお雑煮もどきや年越しそばも作らなくてはならないし。お雑煮用の人参の上等のを買ってないんだけど、もう普通ので間に合わせるかな。
何しろ、しめ縄はずっと前に買ってたから、ちゃんとつけたけど、ほんとはもっとしっかり結びつけたいのよね。背後につけてあるフックに。風がないので助かってるけど、大丈夫とは思うけど。
これは上の家。
こっちは下の家。
毎年、何となく、それぞれの家に、それらしいのを選んでやるの。今年はどうしてか、スーパーに売ってるしめ縄の種類がものすごく多くて、いろんなデザインのがあって、迷ったけど選ぶのが楽しかった。どっちもけっこう安くて買えたし♫
あっ、お屠蘇をそろそろ作っておかないと。でもなぜか、いつもお屠蘇用に使う白い急須が見つからない。数日前に見かけた気がするんだけどなあ。