やばかった。
◇今日は隣りの隣りぐらいの町の公民館で、夏の間に6回の予定で開かれる講座の第1回だった。時間に余裕があると思って、ゆったりと着て行く服とか選んでいたら、壁の時計が微妙に1時間ほど前で止まっていて、遅れそうになり、ぎゃああ!と叫んで飛び出した。
まあ、少し前まで、よくシネコンに映画を見に行ってた道なので、土地勘もあり、無事に着けた。講座も何とか無事にすんだ。
でも、私の文学講座と、お料理教室と美術品制作とスポーツと、四つの講座が今日開講して開講式とかあったのだけど、講師は全員女性、公民館のそれぞれの講座を担当するてきぱききりきりしゃんとした係の人たちも四人ちゅう三人が女性。あいさつをされた教育長さんとかの偉い方は男性。何だかいろいろ考えさせられるバランスではある(笑)。
◇ちょっと気になるというか、面白いニュースをいくつか紹介しておきます。
10年前のドラマ「女王の教室」のセリフが、今の状況にはまりすぎているという話。
「いい加減、目覚めなさい。
日本という国は、そういう特権階級の人たちが楽しく幸せに暮らせるように、あなたたち凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで成り立っているんです。そういう特権階級の人たちが、あなたたちに何を望んでるか知ってる?
今のままずーっと愚かでいてくれればいいの。世の中の仕組みや不公平なんかに気づかず、テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、会社に入ったら上司の言うことをおとなしく聞いて、戦争が始まったら、真っ先に危険なところへ行って戦ってくればいいの。」
だって。なななるほど(笑)。
http://buzzap.jp/news/20150620-2015-japan-class-of-empress/
ここでも紹介してきたような、いろんな抗議行動が、全国で広がりつつある、という話。
http://buzzap.jp/news/20150614-anti-war-bill-demonstration/
沖縄の慰霊祭で首相に「帰れ」コールが起こったという話。
http://buzzap.jp/news/20150623-abe-hecked-in-okinawa/
これ、書きこみの中で「厳粛な慰霊祭にヤジを飛ばすなど沖縄県民は非常識」といったたぐいの批判がけっこう多いのですが、ちょっともう、ふるえるような怒りを感じてしまいます。
死者を追悼する厳粛な式をぶちこわすようなことを、誰より、一番したくないのは沖縄の参列者だってこと、ノミの頭ぐらいの想像力しかない人でも、少しはわかりそうなもんじゃないですか。それを、あえてこわしてでも、首相の演説に抗議を表明せずにはおれない、そのくやしさと情けなさも。
場所をわきまえろとか、死者に失礼とか、本当に聞いた風なことを言うもんじゃない。そんな人たちに一番汚されるのは祀られている死者の霊です。
靖国問題などでも感じるけど、本当に、本気で、死者や犠牲者のことを考えていることばとは、とても思えない。私は大変怪しげな無神論者ではありますけど、いいかげんにどこかで、やはり死者や霊には愛情と尊敬を持っている。そういう大変いいかげんな感覚でも、死者を思いやりたい人間には、こういう通り一遍のずっこけた口先だけの「失礼だろう、非常識だろう」って言い方は本当におぞましい。血肉もこもらず思考も見えない、一番薄っぺらであさましい批判のしかただ。そう言えば首相の演説の雰囲気と、奇妙なぐらい似てもいる。
◇他にも面白い記事が多すぎて、リンクしてるヒマがないので、さしあたり、いつものこちらをチェックして下さい。
https://twitter.com/SEALDs_jpn
https://twitter.com/chanshimantifa
中でも、吹き出したのは、集団的自衛権を「料理次第では食える」とフグにたとえた、内閣法制局長官の発言に対し、
「素人が調理したフグは絶対食べたくない…。てか、バカにしてんだろ…。」とか、
以前の国会参考人質疑の小林氏の発言にふれて、
「国会参考人質疑。小林節氏。「首相の口癖は過去一年聞かされたが、『丁寧に説明する』。その言葉だけはクリアに入ってるのだが、一生懸命聞いておりますけど、一度も説明された記憶はありません。紋切り型の決まりきった返事か、後はレッテル貼りと、逆切ればかりであります」。先生、凄すぎました。笑」とか。
◇ところで、しばらく見ていなかった、パチンコ店のフクロウの話ですが、あいかわらず、同じ状況のようです。一羽が死んだとの情報もあります。
あらためて、署名と拡散を、どうぞよろしくお願いします。