わしゃわしゃわしゃ。
◇水まきに出たら、朝っぱらから、四方の森で、せみがわしゃわしゃとすごい声で鳴いてる。数日前の夕方、やはり水まきに出たとき、つくつくほうしが鳴いているのを聞いてびっくりしたが、やつはどうしてしまったのかな。フライングしたか、早すぎて生まれた天才みたいなもんだったのか。
◇あおむけに見た花火は最高だったが、あんな簡単で楽しいこと、他に誰もやらないってのは、もしかしたら、やっちゃいけないとかあるのかと気になって、ネットで見たら、ちょこちょこ「砂浜に寝て見あげる花火は素晴らしい」とか書いてる人はいるけど、いかにも少ない。まあ場所さえあれば禁止されてるわけでもないらしいのがわかったからいいけど、あれは絶対おすすめと思う。特に砂浜では。朝っぱらから何だが、ちょっと性的な興奮さえ感じそうになるすごさだった。あの下でメイクラブするのはいいかもしれないが、あの迫力に比べたら人間とのセックスなどつまらんというのもあるかもしれない。少なくとも私は、あの状況で誰かがいちゃついて来たら、じゃまだどいてろと、けっとばしそう。
◇ああ、ますます朝の話題じゃないが、「私が父親を嫌いな理由」というハッシュタグを見つけたら、もう、こんなに近親相姦、児童虐待みたいなことが行われている家庭だらけなのかと、愕然とする。そりゃ、ある意味、家庭って最高最大の密室だからなあ。そこに虐待者がいたら、子どももペットも、もう防ぎようがない。
とは言え、こういう親たちを支えてるのは、コンビニでのポルノ雑誌販売、自治体が公認する女人禁制、そういう社会のすべてが共有してる女性観ではある。絶対に。
◇国会は、あいかわらず、災害対策もそっちのけで、カジノ法案を通そうとしている。そして、山本太郎や辰巳孝太郎ら、若手の議員が、首相とヤクザとのつながりや、外国資本との利権問題をあばいて、首相たちのしどろもどろ意味不明答弁を引き出しているが、もう、抗議デモの幕に大書された「恥を知れ」(フリガナつき)にあるよう
に、政府も首相も恥の感覚なくなってるからな。痛手とも感じてないかもしれない。
つくづく思うが、アベ政権が殺しているのは、憲法、平和、議会主義とかのレベルじゃないぞもう。こいつらが滅ぼそうとしているのは、
常識
だよねもう。常識のあまりある方じゃない私が言うのも何だけれど。
対抗するには、こっちも負けずに鈍感に、「腹立つ」「ボケ」「おかしい」「許さん」と、ひたすらいい続けるしかないのかも。
◇昨日、花火大会の前に、街の店で見つけたドリームキャッチャー、「ワンス・アポン・ア・タイム」にも「ボブという名の猫」にも出てきた、ほんとにかわいいきれいな飾りで、道から見えるうちの窓にかけるのに最高!と思って速攻で買ったんだけど、考えると、羽根がいっぱいついてるし、カツジ猫が見逃すわけがないよなあ。いったいどうしたもんかしら。別の所にかけるしかないのかしら。
◇そのカツジ猫だが、さっき、朝ご飯の前に恒例のブラシかけをしようと、近寄ってみたら、ベッドの上で無心にお尻をなめてお化粧していた。いやに熱心にいつまでもなめているから、下痢でもして汚れているのかもしれないと心配になってよく見たら、白いきれいな毛の中に、ピンクのものがちらっと見えて、けがでもしたかと目をこらすと、とうがらしみたいなペニスが飛び出していて、灰色と白の毛の中できれいだった。
やれやれと安心しながら退散したが、ひょっとして、やつのブラッシング拒否のための新たな作戦なんだろうか。