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エクササイズ

世界中がサウナのような猛暑の中、今日は朝から、上の家の書棚を片づけ、学問用、作業用の部屋に作り変えた。
汗が滝のように流れて、本の上にぽたぽた落ちてしみになるような肉体労働だったが、それでかえって体調がよくなったのはどういうわけだ。

仏間にエアコンをつけて、時々逃げ込んで涼んでいたのがよかったのかな。しかし、高齢者猫二匹も、この暑さでは、昼間はエアコンつけてやった方がいいのかもしれない。
しごく頑丈な鉄格子のはまっている窓を開けてやっているので、けっこう風は通るし、二匹とも別に特にへたっている様子はないが、私が居間で仕事をすることも考えると、猫部屋といっしょに冷やした方が、仏間を逃げ場所にするより合理的なのじゃないかな。

何しろ、山のような本を書庫や居間や仏間に移動させながら、ようやく、ようやく、書棚の整理に手をつけることのできる日が来たかと、暑さにぼうっとなりながらも、心のどこかで感動していた。家中にあふれた荷物を何とか片づけ、とにもかくにも書棚につっこんでいた資料や書籍をテーマ別に並べられる、本来の自分の研究生活に少しでも近づける日が来たとは、感無量である…まあちょっと遅すぎる気もしないではないが。

写真は先日、七夕の夜になって、庭にはびこっていた笹を有効利用してやれと、何本か切って適当に願い事の短冊を作ってぶらさげ、叔母の遺した青い花瓶にさしてみたもの。選挙の前だったから、野党の躍進を祈る短冊も多い。結果はまあまあだったから、笹も役に立ったわけだよね。

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カツジ猫