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バテながらも悪口

遊びすぎなのか働きすぎなのか、そこのところはわからんが、何しろもうへたへたに疲れてしまって、もしかしたら病気になりかけじゃないかと思ったが、そうでもないんじゃないかという気がする。

まあどうせ二月後半はかなりタイトなスケジュールになるとは思っていて、どうやって怠けつつ体調保って乗り切るかが最大の課題ではあったんだよなー。
 今のところ何とか無事に乗り切っている。たまたま明日の予定がひとつつぶれて、実に助かった。一日ゆっくり虫の食ったセーターのつくろいでもして過ごすとするか。

そんなこんなで、テレビもラジオもろくに見聞きしていないのだが、文科相不信任の件で(わかっていたけど)維新は与党でしかないことがあらためてわかったし、ナバリヌイ氏の妻や母が彼の戦いを引き継ぐ姿勢を見せていることに敬服し、この人たちに何かあったら、私も含めて世界の恥だと考えたり、そのナバリヌイ氏がかつて暴露したプーチンの独立国かと疑う規模のものすごい広大な敷地の贅をこらした別荘を見て、怒りや羨望の以前に、何という特徴のないのっぺりしたつまらん住まいだと、そぞろ哀れみを感じてしまったり、それなりのことは一応感じている。

これが別荘の映像ですけど、見てうらやましいですか? まったく個性も好みもなく、こんなところで暮らして何が楽しいんだかとしか私には感じられないんですが。

でもさあ、こうやって精神が弛緩していると、こういう巨悪としか言いようのない相手と同列にしちゃいけない、ささいなことまでイライラムカムカしたりするのが困るのよね。

ほんとにただの好みで趣味なんだから見流しといてほしいのだけど、最近のテレビのCMで、何かしりとり遊びをしていて、最後に人の良さそうなにーちゃんが「安全!安心!」と言ってしまって終了するのが、なーんかもう自分でも異常なぐらいにイラツイてさあ。ぬけっとして毎回同じまちがいをくり返す、そのアホ面がもう耐えられない(だから、完全に個人的な趣味ですってば)。それから、女王だか何だか偉そうな若い女性が、側近の家来に「~じゃない。~だ」と偉そうに(思わずくり返す)言って相手の胸をたたくCM、作りとしては悪くないのに、壊滅的かつ破壊的な失敗は、この女王だか何だかの役の女優に、声から顔からしぐさから、まるっきり品がなく威厳もなく、目をおおうばかりに下品で安っぽい(だから、完全に個人の趣味以下同文)。はまる役柄ならきっといい女優なんだろうが、あれはもう完全にミスキャスト。まさか関係者の娘とかではあるまいな。
 似たような洗剤か何かのCMで登場する若いバカ殿役の男子は、ちゃんと気品も育ちの良さもかいまみえて、全然不愉快じゃないのに、あの女王役の下品さとがさつさはどうだ。声から顔からまったく権威ある女性の器ではない。
 アホなしりとり兄ちゃんと、下品過ぎる女王もどきのCMが出てくるたびに、思わずチャンネルを変えるかテレビを切ってしまう。まさかそのせいで最近テレビを見ないのかな私。

写真は実はもう多分ひと月も前、庭のサザンカの花がきれいだったので、切ってきてカップにさしたのです。花はすぐに散ってしまったのですが、葉っぱがつやつや美しいので、ついそのままにしておいたら、何といつまでも、この今も全然変わらずきれいなのです。すごいよもう。何となくこっちが毎日、生きる力をもらってしまう。

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カツジ猫