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ヘリコプター。

◇夕方、家に帰って来たら、曇り空のどこかからブルブルブルと音が聞こえる。4時ごろから30分ほど、ずっとやまないので、とうとう外に出て見たら、ヘリコプターが一機、東の方へ飛んで行った。しばらくすると、また戻って来たのか西の方で音がしていた。
機影を見たところでは、オスプレイじゃなかったようだが、報道関係か防災関係か、どっちにしてもあまり気味のいいものではない。

◇それとは関係ないのだろうが、この前から、「むなかた九条の会」の集りで何度か話題になっているのは、わが家や職場の近くにある城山(じょうやま、と読む)は、付近の人がよく登る山で、少し前、そうやって誰かがのんきに登っていたら、いきなりカービン銃やランチャーで武装した自衛隊の小隊に遭遇したのだそうだ。(でもそれがカービン銃だのランチャーだのと、見てわかるその人というのも、なにげにすごいっちゃあ、すごいが。)

その人か、聞いた人かが市役所に問い合わせたら、市の職員も把握してなかったそうで、その後どこかの部署は知ってたとか何とかいろいろ話が錯綜しているようだったが、とにかく、あまりきちんとどこかで認めたわけでもなく、住宅地の中の山中で軍事訓練がやられてたとしたら、かなりそれって問題じゃないだろうか。

その内、むなかた九条の会から一度、市に質問状を出そうかという話になってたが、この前の会議を私は欠席したので結果がどうなったか知らない。ちょっと気になっている。他の地域でもそういうことってあるのだろうか。

◇フランスのテロにあったシャルリー社が、新刊の表紙に再度イスラム教の預言者の風刺画を掲載したことについて私は支持する。それ以外のやりようなんかないだろうと思う。ただ欲を言えば、新聞で見たインタビューのような涙をこらえて悲壮な感じでやるんじゃなくて、にっこり笑いながらやってほしかったとは思う。風刺ってそんな泣きながら必死でやるもんじゃないだろ。意地でも、そこは。ぜいたくな要求かもしれないけど。

◇海外ドラマ「エレメンタリー ホームズ&ワトスン」のシーズン1(2があるのかしら)のラストは最高だった。モリアーティをあのように使うとは、お見事である。愉快にだまされ、すっかり気分よくなった。
原作をもてあそびすぎて、ぐちゃぐちゃになった感のある「シャーロック」より、ずっとみごとな引き締まり方だ。すべての伏線や設定を全部回収し、ラストはホームズが牡蛎の話をくっちゃべる、あの有名なエピソードのパロディで締めくくるとは、うれしすぎて泣ける。
結末がわかったところで安心して、もう何回か見直して楽しもう。ひさびさにDVDで満足した♪

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カツジ猫