マスク
雨が降るかと思うと月が明るい、忙しい日だ。オリオン座の一角のベテルギウスが消えかけているというので、毎晩見ていたが、なかなか見えず、今日やっと玄関先で頭上にかかっているのを確認した。見たところ、四方の四つの星に別状はないようだったが、どうなんだろう。
今夜は昼間にむなかた九条の会、夜はオール4区の準備会。そこそこ人が集まっていた。九条の会では、市議会に出す請願書について検討、オール4区では、野党の統一候補をどうしても作らなければという討議。どちらも節度を失わず、きちんと話し合いが続いて、長く続いた活動の中で、それなりにたがいの信頼関係が出来て来ているのを感じる。
昼の会議で、花粉症の男性の一人が、コロナウィルス騒ぎになる前に、花粉症用に90枚ほどマスクを買っていてよかったけど、今はもうどこにもないと言っていた。知り合いの若い人のお母さんが、テレビのニュースなどですっかり心配になられて、ネットで普通のマスクを7千円で買ったという話があるので、90枚を売ったらひと財産作れるかもしれない。
別の人は、町内会のバス旅行が、キャンセルする人が多くて中止になったと話していた。観光業や交通関係の会社はたまらんよなあ。「だいたい、そんなにものすごく恐い病気でもないのに。インフルエンザ以下なんじゃないんですか」と私が笑うと、花粉症の彼が「それが今年はインフルエンザがすごく少ないらしいですよ。皆が用心するもんだから」と言っていた。
エアコンを切って出かけたので、帰ったら猫がふてくされていた。どこかにスプレーしたらしく、かすかに匂いがするが、こいつのスプレーは匂いが弱くてすぐ消えてしまうので、どこにかけているのかわからない。今夜は寒くてエアコンもさっぱり効かないので、そろそろ寝るか。この前買った、米沢穂信の新しい文庫本か、気軽なミステリでも読みながら。内田樹さんの「日本辺境論」も面白いのだが、あれはバッグに入れておいて出先でちびちび読むのに使おう。
昨日、お客さんが来たので、散らかっていた家を片づけて、あたりがすっきりしたので、また散らかる前に、いくつか仕事を片づけてしまいたい。さしあたり明日は郵便局に、出さねばならない郵便物をまとめて持って行かないと。