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メールを送っています(2)

これはテレビ局に送ったひとつ。↓

◎チェックしそこねていて、すでに報道されていたらお許し下さい。
ご存じのように現在警戒区域予定の地域では、複数の団体がペット等の動物救援を行っています。
警戒区域に指定された場合、これらの活動が制限・禁止され、現地の動物たちが事実上放置される可能性があります。

動物に関しては人によって価値観や感覚が大きく異なるとは思いますが、
少なくとも、これらの団体を支援している全国の人たちを通じて大きな反発や抗議行動が起こる可能性がある一方、
放置された動物の方も、野生化や越境等の問題を生む恐れがあります。

そのような事態になって行政が多大の労力を使うよりも、
現在の救援活動の継続を何らかのかたちで保障する方が、有効で賢明な方策と言わざるを得ません。
活動している人たちは捕獲や保護、その後の対応の熟練したプロであり、無償で活動しています。
彼らにまかせるのが、一番無駄がありません。

くりかえしますが、動物の命への価値観は多様であり、
すでにこの地域で救援活動が遅れたために失われた人命、
今もなお避難所や被災地で失われつつある人命
原発の作業で危険にさらされている人命に比して、
動物の命などは問題でないという見解ももちろんあるでしょう。

けれどまた一方では、すでに失われた人命があるからこそ、
せめて動物は救いたいという思いや、
彼らを救う活動の支援をし、確かに助かる命を見ることで、
被災地や避難所、原発の現場にも目を向ける力を得る思いも、
たしかに存在するのです。

ブログやツイッターでも、この問題は広がりつつありますが、
より公的な責任を持つテレビという媒体で、
どうかこの問題をとりあげて下さい。
最終的に現地の動物を見殺しにする選択をすることになるとしても、
それは私たち国民が納得し責任をもって選択した結論でありたい。
政府や行政は「忙しかったから」、国民は「知らなかったから」という理由で、
この問題が適当に安易に処理されてしまうことを私は何より恐れます。
そういった点では、動物に関心がない人にはささやかな問題に見えても、
これは日本と私たちの今後の在り方を決める大切な分かれ道だと思います。

〒811-4××× 宗像市××× (電話)0940-××-××××
 
板坂耀子(64歳)

このメールの内容は私の氏名もふくめて、どこで公開されてもかまいません。◎

↑こういう内容で送っているのですが、ううむ、まだ固いかなあ。

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カツジ猫