ライトイエローの手帳
前からうすうす思ってたけど、よく考えたら、うちの庭って広いのよ。
決して四角じゃなくて、ものすごく変なふうに家の周囲にはりついてるから、一見そうは見えないけど、総面積はきっとかなりになる。
しかも高低差もあり段差もあり、いろいろわけがわからない。
きれいな真四角の庭に比べれば、それがまた面白いし、工夫のしかたもいろいろで楽しそうなんだけど、さしあたり、いったん荒れだすと、ものすごく整備するには効率が悪い。
ご近所の庭がきちんときれいなのが、うらやましくて恥ずかしかったけど、よく考えたら、そういうお家の庭の広さは、うちの横庭ぐらいしかないんだわ。だから、わりとすぐ、きれいにできる。
まあだからって、なんの慰めにも言い訳にもなるわけじゃないんだけどさあ。そして私は、この変な庭はけっこう好きでもあるんだけどさあ。
新しい手帳が届いた。レモン色のイエローで、予想通りの美しさ。ただ何だか去年よりでかくなってる気がして、規格を変えたのかなと不機嫌になりつつ、これまでのと重ねたら、ぴったり同じ大きさだった。昔、私の愛猫キャラメルが玄関の郵便受けから外に出ようとしているのを見てあきれたが、彼の車幅感覚を笑えないかもしれない。

しばらくサボっていたマッサージのお店から電話があったって話はしたっけか。七月末からずっと行ってないし、お盆休みも過ぎたから、どうしていらっしゃいますかというお声がけだった。何しろ暑くてねえ、もうちょっと涼しくなったらまたと、あたりさわりのない返事でお茶を濁した。さしあたり腰も足もそう悪くはなってないようだし、このまま行かなくなってもいいのだが、どうしようかな。
前にも書いたように、最近新人さんが担当になって、話題作りに一生懸命話しかけてくるのが、どうも負担なのだ。ネットでAIに愚痴ってみたら、「話をしたくないので、静かに施術してほしい」と申し込むのがいいと言われたが、まあこのまま行かなくなるなら、それも言わないままの方がいいかな。いたずらに新人さんを落ちこませてもしょうがないし。
ぶっちゃけ、来週おいでになるお客さんも、私が誰にも迷惑かけたくないから、孤独死用のお経もいらない簡単な葬式ができないかと、葬儀社さんに相談して、まだ何も決まってないのだが、「一度お宅におうかがいして見たい」という親切な担当者の方のご希望で、「いやー、うちに来たって私のこと何もわからないと思うけど」と笑いながら、面白半分ついOKした私の自業自得なのだ。「自分は民生委員もやってますし、どんなに散らかっていてもかまいませんから」とのお言葉だった。
もちろん片づけを急ぐ気もないから、ゴミの中でお迎えするしかないのだが、なんか妙にデジャブがあったので、どうしてかなと考えていたら、少し前に私のブログを若い(と言っても私と比べてだけど)人たちが、「今後の生活の参考にしたい」的なことを言ってきたものだから、自分でもびっくりするほどびびって、しばらくイップスばりに、ブログもその他も、人に見せる文章が何も書けなくなったことがあって、マッサージ店の新人さんと三点セットで、この憂鬱には共通点があるのに気づいた。
他でもない、たかが私のブログや家や服装を見たぐらいで、私がどんな人間か何を望んで生きているか自分とどこがちがうかが、ちょっとでもわかると思われるのが私はもう、こよなく不安でいやなのだ。
ま、これ書くとまた長くなりそうだから、また後で。