一日遅れのエイプリルフールと思われてもしかたがない
◎間抜けすぎる話ですが、ダブルブッキングの件は私のかん違いでした。今日の昼ごろ気がついて、ぎゃあっと叫びながら担当者に電話して平謝りに謝って、向こうもできた方で「よかったです」とほっとして下さって、ことなきを得ました。
は~。大丈夫なんだろうか、こういうことで。
明日から授業が始まるのですが、髪のカットにも行けなかったもさもさ頭で、今年度は思いきって、とことんだらしないスタイルでやってみるか。
だいたい退職した直後、私は「退職後ファッション」というやつで歩き回りたいとたいがい工夫してみたのだが、結論として失敗した。理由は在職中から、スーツやひらひらドレスやおんぼろジーンズや迷彩服やピンクのセーターや、ありとあらゆるかっこうをして回っていたものだから、今さら新しいことをするなら着物か水着ぐらいしかなかったからだ。前者は金がなく、後者は度胸がなく、どっちも断念した。
◎昨日は春の大嵐で、シナモン猫とその前夜寝ていると雷の音で目がさめたりしたのだが、今日は一応いい天気で洗濯ものがよく乾いた。
庭は、雪柳がみごとに真っ白にうねって、その下に黄色の水仙と赤いチューリップが咲き乱れて豪華だ。
裏庭では故キャラメル猫がよく散歩していたあたりに、彼の死後私が植えたラッパ水仙が今年も咲き乱れている。毎年増えて、今では十数本になっている。新しい家の庭にも少し持って行って植えてみようかと思いつつ、忙しすぎて果たせない。
◎じゅうばこさん
どうぞ新宅とカツジ猫をお楽しみ下さい。使っていただいて、ありがたいです。
それにしても、あんなに苦労して作った家を、ご近所の目を気にして放棄するとは私もアホだと、つくづく思いますよ。
最近では「絆」ということばを聞くたびに、背筋が寒くなります。
以前、同僚の先生が新しく家を建てたとき、「どうして皆、家を建てたら『もうここに永住するんですね、こちらの人になったんですね』と決めつけるのかね。家なんていつでも売ってしまえるのにさ」と笑いながら何度も言っていたのを思い出します。なぜ彼がそんなことを言うのか、その時にはよく理解できなかったのですが、おそらく彼もさぞかしいろいろ、「ここに定住するにあたっての将来計画」を周囲に聞かれたんだろうなと、今になってようやくわかりました。私も誰かに何か聞かれるたびに、「この家、その内売るかもしれません(だからもう何も聞くんじゃねえよ)」と言ってみたくて、しかたがないのですよ。
家ぐらい建てたからって、自分の未来や将来がわかるもんですか。そんな人生送ってないんですから。そんな自分でもわかっていないことを、あるいはなぜわかっていないのかを、周囲に説明しなければならないというのは、本当に腹立たしいものです。