七夕近づく
今日は珍しくまだ明るい内に庭仕事ができたので(単に日が長くなっただけかいな)、かねて気になっていた、家の角の南天の下の茂みの笹薮を、はさみでしこしこ刈り取って、すっきりさせました。ふう。
ここは以前、まっ黒けのヘビさんがにょろにょろ入って行った場所なので、水もない場所だし、居つきはしないだろうし、あの色なら毒蛇じゃなかろうし、とは思っていたものの、相当おっかなびっくりで、明るい時間帯でなきゃ、とても手をつけられなかった。
茂みの奥を確認しながら、はしっこから少しずつ刈り取って行ったのですが、やっぱりヘビさんはとっくに移動していたようで、お出ましにはなりませんでした。ほっ。
まだまだ刈り込まなくてはならない木だの、まかなくてはならない種だの、仕事は山積みなんですが、まあ体調と相談しながら、ぼちぼち行かないとですね。
でも、奥庭のユリは美しいし、上の家の前庭では、カンナとユリが紅白のコラボしてるし、適当にまいといた朝顔と夕顔の種は順調に育ってるみたいだし、下の家の前庭では、アジサイとキンギョソウが咲きそろったし、そんでもってうれしいのは、植え直した球根から再生はしたものの、今年は花は無理かなあとあきらめていた、グラジオラスの一群が何と今ごろ、つぼみをつけているのに気づいたこと。やったね♫
七夕も近づいて来ました。下の家の窓べのディスプレイはばっちりですが、これはよその方には見ていただけない、上の家の玄関の小さい七夕の額。実は母の生前に老人ホームでスタッフの方が手作りで飾って下さっていたもので、ありがたいので持ち帰って、例年飾ることにしています。後ろの鏡に私が映ってるのはご愛嬌ということで。この大きな古い鏡は、叔母のマンションの玄関にずっとかかっていたやつで、「鏡の国のアリス」みたく、ここから叔母や叔父がまだ元気で生きているマンションの部屋に、その気になればいつでも行けるような気がします。
こういう写真を見た方は「きれいなおうちですね」とか言って下さるのですが、実はきれいなとこだけ写真に撮っているので、画面の周囲はごちゃごちゃのぐちゃぐちゃ、ほとんど汚部屋状態なんですよー(笑)。
庭もね、こちらは写真でもわかると思いますが、私の庭って花が咲いてもどうしても、どこかきちんとしてなくて、雑然と荒れてるっぽいんですよね。多分、盛りをすぎた花をちゃっちゃっと処分できなくて咲かせたままにしとくのもあるんでしょうけど。単に時間が足りなくて、手をかけられないのもあるんでしょうけど。まあ、これも持ち味よね、と最近ではあきらめています。
カーラジオで聞いたけど、防衛費の増強に若い人がけっこう賛成してるらしいですね。まあ若い人だけじゃないでしょうが、賛成してる人、いつ誰がどうやってその武器を使うって言うんでしょう、聞いてみたい。誰かが自分を守るために使ってくれると思ってるのじゃあるまいね。せめて(男女を問わず)その武器使って自分が人を殺す覚悟もついでにしといてほしいものです。
そもそもマジで国やら自分やら守ろうと思うなら、何はさておき食料自給を確保するでしょ。それでやってけない分は他国から確保するため、世界に目を配って外交努力を工夫するでしょ。そうするための判断力や分析力や感受性をみがくため、学問や文化に力を入れて、知的にも情的にも豊かな強い国民を作るでしょ。そういうこと皆お留守にしといて、選挙に行って候補者選ぶ判断力にさえ自信がなくて棄権するていたらくで、武器や軍備だけふやしても、いったい何の防衛力だよ。精神不安定で情報収集も分析能力も他者や他国を理解する感受性もない人間に武器持たせて、そいつがきちんと自分を守れるとか普通思わないんじゃないの。何とかに刃物とやらのことわざ通り、ひよわな弱虫に食料もガイドブックも与えずに重火器持たせて、ジャングルでサバイバルして来いというようなもんでしょうが。やめてくれよなもう本当に。アイテムそろえただけで敵を倒せるなんて、ゲームの世界じゃあるまいしよ。