1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. 三月もあと少し

三月もあと少し

シラバスと原稿を一つしあげて、ほっとしたのもつかの間、月末までに書くチラシの原稿と校正ゲラが待っている。充実しすぎてないか私。
まあ今日はひっさしぶりに掃除機をかけ、ふとんや毛布を若い人にもらっていただいたので、すっきりしたクローゼットを片づけて、春らしいいい気分になった。庭のユキヤナギは少し散ったが緑の葉と混じってまだ美しく、枯れそうになったので、あわてて植えた花たちも何とか元気になったようだ。

いろんな人に、叔母の遺した食器をだいぶ差し上げて、自分の使うのに残しておくものもだいたいめやすがついた気がして、こちらもちょっと一安心。明日、若い人への最後の荷物が送り出せたらいいのだが。

明日はプロ野球の開幕なので、また「野球天国」から一話紹介しておこうかな。あたりまえだけど、ユーティリティープレーヤーって昔からいたんですね。

昇格 

ドジャースのなんでも屋プレーヤーのディック・ウィリアムスは、その年あまりゲームに出してもらう機会がなかった。しかしホームラン打率ではなおも三割七分五厘をマークし、ファイトはいささかも衰えを見せなかった。シーズン初め、正捕手のロイ・キャンパネラが手に負傷をして一時休場ときまると、ウィリアムズは陽気に言った。
「今までも俺は六番手の左翼手で五番手の一塁手、おまけに四番手の三塁手だったが、その上に今度は三番手のキャッチャーだぞ」

Twitter Facebook
カツジ猫