下手なポエム
なんかもう、ふれるのもいやで、ほっといたんだけど、岸田首相の内閣改造についての演説、ありゃ何だ。内容はすっからかんで、平凡でこぎれいな歯の浮くようなことばを並べただけの上に、いったいどこの国の話かと思いたくなる現実との遊離感。あれはもう、政治家の演説じゃない。ただのポエムじゃんよ。それも超下手っぴいな。
あれだな、ちょっとでも具体的なことや現実的なこと言ったら、つっこまれるのが恐いんだろうな。すべてにおいて、この人はまったく「受けて立つ」姿勢がない。気概がない。良心がない。感情がない。生きてて何が楽しいんだろう。カニとシャインマスカットを食うことかな。まさかね。
その一方で、近畿財務局の自殺した赤木さんの裁判は敗訴って、コミックの「がんばりょんかぁ、マサコちゃん」を読んだ身としては、奥さまの心境を思うと胸がかきむしられる。控訴されるそうだが、こちらが歯をくいしばりたくなる。横田早紀江さんと言い、赤木雅子さんと言い、自公政治が生み出した不幸な人は、こうやって目に見えるだけでも、どれだけおられるのかと思う。
阪神の優勝とか秋支度とか、授業の予定とか書きたいことは山ほどあるけど、それはまた明日にします。
私は九月の十五夜はイコール十五日かとアホなまちがいをしていて、とりあえず、窓辺に小さいかわいいお団子のオブジェを飾っていました。道から見るといまいち目立たないので、昨年奮発して買った、ひのきのお団子を飾ろうと思いつつ、十四日になってしまい、昨日、一日だけでもと、あわてて飾ってやりました。そしたらネットで確認したら、今年の仲秋の名月は九月の二十九日ですってさ。よかった、もうしばらく飾ってやれる。その後はもうハロウィン(十月三十日)のディスプレイ、十一月にはもうクリスマス、そしてお正月のお飾りになるのか。ぎゃあ。
これが、ひのきのお団子。かわいいでしょ。その前に飾ってた小さいオブジェの方は今、室内の置床の上です。