二匹のカエル
橋本治さんが、大変な闘病生活をしておられたのだということをネットで知って、何となく気持がひきしまる思いがしています。うまく説明できないけれど。
カツジ猫の薬は今日でおしまい。はげていたお鼻は、ほぼ元に戻って、うっすら毛も生えてきたような。塗り薬がまだ少し残っているから、もうちょっと塗ってみようかな。
菱岡憲司氏が自分のブログで「いたさかランド」の宣伝をして下さって、特に「金時計文庫」がダウンロードできるようになったのが、学生指導にとても役に立つと喜んでくれている。ありがたいことだけど、いやー、それで思い出したのだが、このテキスト、たしかアマゾンで25,000円ぐらいで一冊が売られていて、どうしようかと思ったことがあった。原価は500円ですもん。
今回ただでダウンロードできるようになって、売っておられた方もだが、ひょっとまかりまちがって買った方がおられたら、どう申し上げたらよかろうと、ちょっとドキドキする。
いやでも、せめて言いますと、もうこれ、本としての現物はどれも残りは数冊しかなく、まあ、あっちこっちに残ってはいるんでしょうけど、私の手元にはそれだけなので、それこそ2万や3万でも売らないかもしれないから、買われた方は損じゃないです、きっと(汗)。
で、「レポートを書く前に」「集団内の役割分担」などが、きっとよく読まれてそうですが、今回ちょっと、おすすめするのは「たどりつく話」。授業報告としても役に立つかもしれないし、何より、私がこの中で引用してる、バカーなカエルのお話をね、ちょっと読んで笑っていただきたくて。すみません、それだけのことです。
あ、それから、これ読んで面白いと思われた方は、「研究の沼」コーナーのどっかにある、「引きとめられてしまう人」も、どうぞついでにお読み下さい。合わせて読んだら多分、楽しめますよ。
写真は去年庭に咲いた、その名も「平和の華」という菊。橋本治さんへの、たむけの思いをこめて。