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今夜はあたたかいです

さっき、例の巨大のら猫がやってきて、うちの猫たちのエサを食べて行った。見れば見るほどでかくて立派なきじ猫だ。つかまえてハクセイにして、トラの置物の代わりに玄関に飾ろうかとマジで思うぐらいだ。
それにしても、こいつにエサをほどこす気なら、もっと安いキャットフードを買ってきておいた方がいいのかもしれない。

昨日今日と近世学会なのだが、参加は見合わせた。出版社の人と打ち合わせもしたいのだが、それよりとにかく、校正を早くあげないとどうしようもない。
これから3月までずっと、私の毎日は毎分毎秒がきっと宝石のように貴重になる。一刻も無駄には使えない。
というわけで、アバターも「髪ふりみだして臨戦態勢」風に変えてみました。(笑)お二人さん、ごめん。

フレッシュマンセミナーの採点も一応終えました。これで少なくとも一つは無事に授業を終わったことになる。学生のレポートは皆そこそこがんばってて、よくできていて一安心。

あと、研究室のかたづけも、そろそろ追い上げにかかってきた。
最終的な構想をたてておかないと、先が進まない状態ということでもある。
シュレッダーにかけるもの、分別ゴミに出すもの、家に持って帰るもの、の三つに書類をわけることと、雑貨めいたがらくたを、捨てるか、人にやるか、持ち帰るか、それも考えなくてはならない。
整理用に使っていた衣装ケースは学生がもらってくれそうだが、いくつかは猫のねぐらによさそうで、今度少し持ち帰ってみることにしよう。

ゴキブリを完全に駆逐する一年間有効の殺虫剤を台所においたら、本当に最近ぴたりと出なくなった。それは大変ありがたいのだが、この調子でゴキブリを撲滅したら、いや、そうなってほしいものではあるのだが、そうなった暁にはこの会社はつぶれるのではないかと、真剣に心配になる。狡兎死して走狗煮らるということわざとは、ややずれるかもしれないが、有能な者が完璧な仕事をすると、自分が無用になってしまうというのは矛盾で悲劇だ。もしこれで本当にゴキブリがいなくなるのなら、この薬を発明した会社には社長と従業員が一生遊んで暮らせるだけの保障をしてやってほしいものだ。どこがかは知らないが。カンパをつのるなら一口のるぞ。

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カツジ猫