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今日は投票日。

◇朝一番に行こうと思っていたのに、なぜかもうこんな時間(笑)。
お天気もいいし、今から買い物がてら出かけて、平和が続き、地球が汚染されず、格差が広がらないために、できることをして来ます。と言ったら、これ選挙運動になるのかな?
あ、そうそう、何日か前に、野党の候補者が個人的にいい人じゃないと書いたのは、遠いところの知人の話です。私の地元では大変立派な候補者が出ているので、私に迷いはありません。と書いたら、これも選挙運動か?

とにかく、いつも思うのですが、株を買うのも貯金をするのも保険に入るのも、悪くはないですけど、一番安全にして確実な投資は、老後も安心して住める国を作ること、貧しくなっても病気になっても認知症になっても災害にあっても親身に世話してくれる社会体制と指導者と政府を確保しておくこと、これ以上の生活防衛はないと思うのですけどね。高収入の配偶者をさがすとか、一流大学に入って就活にはげむとか、そんなことよりよっぽど重要でなおかつやさしい投資ですよ。選挙の投票に行くということは。

◇そうそう、毎日新聞の新しくはじまった4コマ漫画、最近は文字も濃く読みやすくなって愛読している。家事や料理を奥さんだけがするんじゃなかったり、その他いろいろ、新しい時代の家族で快い。著名な書道家のばあちゃんが出て来るのだが、昨日だっけの回は、政府が沖縄県知事に会おうとしないのにばあちゃんが怒って、首相に電話して「ちゃんとしないと私の作品を取り戻すよ」と脅かしたら、官房長官と知事の会談が実現したという内容で、やるう!と思わず、ものすごく笑った。

◇同じ毎日新聞ではこの前、姜尚中氏が犬好きで猫は嫌いだったのが、家族にだまされて巨大なラグドールを飼い出してかわいがってしまっている話が書いてあって、それも笑って切り抜いて、何回も読んでしまった。

わが家のカツジ猫はというと、昨日カルチャーセンターのあと、お二人の受講生の奥さまがうちに寄られたのだが、どちらもとても猫好きな方で、カツジをなでて下さるので、ぱっくりかみついたらどうしようと私は生きた心地もなかった。しかしカツジは妙にごきげんで、すりすりすりよって、おとなしく甘えていた。
信じられない。ほんとに、こいつ最近何だか性格が変わってきてるんじゃないか。しかし私にはやっぱりときどきかみつくもんなあ。DV猫めが。

◇田舎の実家の片づけは一応進み、いろんなことが嘘のようにうまく行っている。うまく行くときはこんなもんだと思いつつ、私の癖で、こんなに夢が完璧に近いかたちで実現してしまうのが信じられずに不安でもある。

「めぐりあう時間たち」の小説も映画も私は大好きで、感情移入もとてもできるのだが、何度見ても映画の方で「ん?」と思ってしまうのは、ヒロインの一人が若い日を追想して、「あの朝のことを覚えている。最高に幸せで、この幸せがこれからずっと続くと予感した。でも今はわかる。あれは幸せの始まりではなかった。あの朝のあの瞬間が幸せだったのだ」とかいうところだ。

ウソだろー。私にもそういう幸福な朝や夜は何度もあったけど、そのたびに私は、「ああ、これがいつまで続くかわからない。というか続くはずはないから、今のうちにたっぷり味わおう」とか、更にそれが高じると、「もう、この素晴らしい瞬間のことを、あとで不幸になったときに思い出してつらくなるのが恐いから、どんな思い出も残さないようにしておきたい。そっと、じっとしておきたい」とまで思った。
今がものすごく幸福だから、これからこれがずっと続いて、更に幸福になるのだ、って思えるなんて、まったくすごい。
私はこれが日本人の特性とかはぜんっぜん思わないけど、とにかく確実に私は「ああ、そんなうまいことが起こるはずはない」といつも考えながら、幸せになっているのだよね。まさに、その瞬間瞬間を。

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カツジ猫