何だか気の毒
2000年に死んだ愛猫キャラメルの命日が近いので、お墓のある中庭の掃除をした。雪で枯れた草や木がそのままになっていたのを刈り取って、ごみ袋三つにつめこむ。きれいとまでは行かないが一応見られるようにはなった。こうやって、ちょっとでもきれいにすると、ノラネコさんがトイレにするかもしれないので、花の鉢を置いたりして、その対策もしなくちゃならんのよねー。まったくもう。
ここは、この前亡くなった灰色猫グレイスのいた部屋の向かいなので、グレイスのいたベッドに座って外を見たとき、花が咲く木でもあればいいなと思ってしまう。何か安い木でも買って来て植えようかな。ほっとくと、リュウキュウアサガオとジンジャーに占領されてしまうのだ。
今日はものすごく暖かいと天気予報は言ってたが、風はけっこう冷たいし、そんなにぽかぽか陽気でもなかった。庭仕事をしていたご近所の人と、スガ首相の目つきが悪すぎるとか、いろんな腐敗がひどすぎるとか、何で皆、選挙に行って自民党以外にちゃんと投票しないんだとか、言い出したらきりがなかった。「あの山田っていう女の人」も、ひどすぎるという話も出た。
Amazonで注文していた「はなさかじいさん」の絵本がとどく。岩崎書店の、比較的新しいやつ。これは犬の名前がぽちになっていて、最後には童謡も載っていた。小さいがかわいい本だ。
でもさ、となりのじいさんがうすをついたら、ろくなものが出てこないくだりで、ヘビがにょろにょろ出てくることにしてあるのは、ヘビには気の毒じゃないかなあ。きれいな絵に描かれているから、まだいいけども。
なんかもう、いつものことではあるけれど、私はいろんなことをしようとしすぎる。夕食のおかずがなかったから、冷蔵庫にあった玉ねぎの残りときのこを、ハムステーキといっしょにいためて、うまそうだとほくほくしながら、テーブルに座って、ふとクイズを解き始めたらやめられなくなり、同時にDVDの「ブル」も見たいし、読みかけの加納朋子の小説も読みたいし、全部をいっぺんにしようとして、サラダのきゅうりを指でつまんでかじりながら、クイズ解いたり、DVD見たりしてたら、結局ハムステーキは少し冷めてしまった。怠けて遊ぶにしても、せめてひとつにしないとなあ。