何だと?
アベ元首相が撃たれたとかいうニュース。
どういうことかわからないけれど、絶対あってはならないことだ。
何がどう転んでも、ろくなことにはなりようがない。
まったくいろんな意味で、やりきれない。
彼のことはあらゆる点で最低の人間と考えているが、こういう攻撃は許されない。
ラジオによると、アベ元首相は心肺停止状態とか。
ショックを受けている人が多いようだが、私がとっさに思い出すのは、彼の祖父の岸首相が安保反対の運動を押し切って締結した後、右翼に太腿を刺されたか何かで病院に運ばれた映像だ。社会党の浅沼書記長が演壇で右翼の青年に刺殺された事件は私が中学校の時だったかな。だから「日本ではありえないこと」とかいう感覚ではない。ただこれが、どういう結果を生むのか、どんな影響を生むのか、見当がつかなくて限りなく不安だ。
犯人は奈良市の四十代の男性だとか。背後関係などはまだ不明らしい。
17時過ぎにアベ元首相の死亡が確認されたようだ。
犯人は2005年頃海上自衛隊に所属していて、銃は自作したもの。「殺す気だった」と。「政治信条に反対」と言っていたようだが、その後「特に反対ではない」と変わった。
いろいろと残念だ。
明日からのワイドショーが追悼番組めいた、更に残念な方向に行かないことを、ひたすらに祈るばかりだ。