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六年生の夏(33)

ははは。最後まで憎たらしい生徒だった私の「まとめ」。31日の記事のあとに書いてあります。でも、当時を思うと、わりと軽い気持ちで書いてるんだよね多分これ。怒られたらきっと、びっくりしたと思う。
 先生はちゃんと印鑑を押して下さってるけど、特にコメントはありません。当時はそれも珍しくないけど、まあコメントも書きようがないでしょうね。

夏休みの反省と思い出

まず一口に言うと大変楽しい休みだった。第一に、私が病気をしないで休みを過ごしたのは生まれて初めてだった。第二に、去年、一昨年と違っておばの家に出かけ、思い切りはでな生活を楽しむ事が出来た。第三に、夏休み中に新しい本をずい分たくさん読んだ。又、今まで読んだ本と地図とを結び合わせて整理したのも我ながらいい考えだと思う。もっとも時間があれば地図を小さく分けて、一そうくわしく書いたらもっとよかったろう。
残念だったのは、いくら、今年の夏が涼しいからと言って一度も泳いでないのは、つまらない。なお私はおばの所で学校の規則を破って映画を見たが、少くとも、学校から見せたチャンバラ映画よりましだったと確信している。

後半は気温を記していませんけど、最初のころに記録しているのは、きっと仏壇の横の柱にかかっていた温度計を見て書いていたんだと思います。その柱には私の背丈を測ったあとも書いてあるのだけど、このころはもう、温度計の目盛りが読めるぐらいの背丈はあったんじゃないかな。

その温度計は今も私の仕事をしているパソコン机の横の柱にかかっています。家にはいくつかあったんですが、多分これだと思います。

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カツジ猫