冴えかえる。
◇昨日、本当に久しぶりに田舎の実家に帰りました。
毎年見ていた、川向うの土手とかつての母家の裏庭のみごとな桜を今年は見られなかったなあと思いながら、万緑の若葉を楽しんで来ました。
家はきれいに片づいていて、ホテルみたいで、快い半面、どこかよそよそしく淋しい感じもしました。こんな感じは初めてで、どうやら私は、宗像の自分の家の、ものがあふれた状況になじんでしまったようです(笑)。
連休には来れるかどうかわからないので、お墓に花を供えた後、家の前の雑草を暗くなるまで抜いて、何とか見られるようにして、そのまま車で帰宅しました。きっと途中で眠くなり仮眠しなくてはならないだろうと思っていたのに、なぜか目がさえかえり、覚醒剤でも使用したらこうなのではあるまいかと不穏なことを考えながら、結局ちらとも眠くならないまま、無事に家に着きました。
◇田舎に帰る目的の一つだった、書棚の全集の佐多稲子の本には、私の見たかった小説は入っていなかったので、やっぱり全集を古本で買おうかなと思案中。そんなに高くはないのですが、置き場所がなあ。でもそれも、少しずつだけど書庫も片づき始めているし。
◇昨日の今村復興大臣の辞任ですが、公明党が「このままでは共謀罪の成立が遅れる」と自民党に進言したらしいのに、またまた唖然。そういう感覚でしかないのですね、この件に関して政権与党は。
以下のツイッターなどでも指摘されていますが、新聞も政権の「ゆるみ」とか、なまぬるいことを言って事実上安倍晋三をかばっているのは目に余る。あらゆる点でこの政権は独裁だし末期症状だし、朝鮮半島がこれだけきわどい情勢のときに、こんな国民のことをかえりみない人たちに国をまかせておくのは自殺行為だってわからないのでしょうか。
共産党の宮本議員が国会で暴露することになっていたらしい、森友問題の重要資料をテレビの報道ステーションが流した模様。どうなっているのかわかりませんが、国会でどれだけ重要な質問をしても政府が答えられなくても、新聞テレビがまったく報道しない現状では、まずこうやって、テレビで流してしまっておく方が効果的かもしれないと思ったりします。そして、こちらで指摘されている、もはや状況は「戦時」なのだということも、すごく重要で、自覚しておかなくちゃならない事態だと思いますよ。