台風はいずこに。

この中で、どなたかが、昨日の朝日新聞の一面が天皇の退位問題で、選挙のことなど何もなく、それでも新聞かと激怒しておられました。
いずこも同じと思いつつ、それでも毎日新聞は曲がりなりにも、中身は何もないながら、第一面は選挙の記事になってたし、中身も各党の政策などをきちんと紹介していたなと考えてたら、今朝は毎日新聞も、やはり退位の時期がどうたらで、明日が投票日という見出しは下に小さく、中身も変にアベ関係の記事ばかり。陰謀論でなくっても、どっかから圧力かかったんかと思いたくなる。
それか、自分たちが勝手に作り上げてた自公と小池都知事の党の二大対立構図が雲散霧消し、もはや３極のおハナシさえも幻になって、書きようがなくなってるのかしらん。たしかに、そこはちょっと同情するが。

それから、退位問題と言えば、少し前に皇后の誕生日でメッセージが発表されたようで、その中で皇后は核兵器停止条約に喜びのことばを述べて（私はこれはまだ見つけられていない。見つけたら紹介します）、見ようによっては、ほとんど政府を批判している、選挙に関して皇后からの野党勢力への応援だ、ひょっとして皇室九条の会っていうのがあるんじゃないかと、妄想もまじえて（笑）盛り上がってる人たちもいます。

まあ、ごく普通に、国の象徴として、人間として、あたりまえすぎることを言ったら、それがアベ批判、アベ攻撃になってしまうという、最近の事象のひとつにすぎないんでしょうけどね。その、あたりまえのことをするのが最近では勇気がいるようになってるのはたしかで、世が世なら、つまり平家物語のころとかだったら、確実にアベは天皇夫妻を、どこかの離宮か離れ小島に幽閉しているところでしょうね。それに近い無視や黙殺や無礼は常にやってますから。


◇あと、こんな書き込みも。松尾さん、固有名詞を出さないで言いたいこと伝える表現を追求してるな。うまいけど（笑）。

今から、期日前投票に行ってくる。
候補者は真っ当な人に投票を。
比例は矜持のある党に投票を。
権力者のお友達裁判官に「×」を。（松尾貴史）

私は共産主義には否定的です。にもかかわらず比例で共産党に投票を呼び掛けているのは、共産党の政策が安倍政権よりはるかに保守的で真っ当だからです。国家主権の問題しかり。もちろん例外の政策もありますが、安倍自民党に投票したら、国が滅びます。（適菜収）

それから、かつての民社党の大御所が、京都で共産党の穀田候補の応援に登場したということも、前代未聞の歴史的なこととして、大きな話題を呼んでいます。

共産党といえば、毎日新聞で、政党助成金について、ひかえめな問題提起をしてる記事があったのですが、それは大変いいけど、それにふれるなら、共産党が政党助成金に反対するだけでなく、最初から一度も、びた一円ももらってなくて、筋を通してることも、きちんと大きく書けよな。この時点でそれ言えば、露骨な選挙運動になると思ったのかもしれないけど、しょうがないだろ、事実なんだからさあ。

なお、裁判官の「×」については、頭文字に「Ｋ」がつく三人、と覚えていく人もいるけど、全員×にするという人もいるようです。
友人に三人の名を教えたら、「そうか助かった、私は毎回選挙公報や新聞をじっとにらんで検討して、自分なりに決めていくけど、ときどき迷って