外猫しまおの帰還。
◇昨日は久しぶりに飲んだコーヒーのせいか目がさえまくって、いかんいかんと思いながらつい明け方まで起きていました。そして爆睡していたら、大工さんがチャイムを鳴らして起こしてくれました(笑)。
今日は曇り空で、昨夜は雨もかなり降ったようですが、今はときどき陽も射してきているし、何とか外で仕事もできるようです。せっついてるようで聞けないのですが、ひょっとしてうまく行ったら、明日で終わるんじゃないかなあ。甘いかな。
そして、上の家(キャラ館)の元書斎、予定では仏間にする奥の部屋は、天井まで書棚がびっしり出来て、そりゃ塗装もしてない生木ですから、見る人によっちゃ粗末に見えるかもしれないけど、私としては大満足のいい雰囲気になっています。
大工さんは、さっきも玄関の書棚について、「予定ではこの幅だけど、それでいいか」と念を押しに来てくれました。実際、現実に木をおいて見ると、うっとうしくなりそうなので、奥行きを狭くしてもらうよう変更しました。こうやっていちいち確認して下さるので、ものすごくありがたいです。
◇それで、まだ寝間着のまま、髪もふり乱して、大工さんのお茶のしたくをしていたら、ひっかすれたような猫の声が外でします。あれは外猫のしまおじゃないかいなと出て行ってみたら、彼は何事もなかったかのように、玄関先に立って、ぎゃあぎゃあと声を張り上げてエサを催促していました。
一応ほっとして、エサを作って持っていくと、がつがつ食べていましたが、よく見ると、どことなく痩せているし、しっぽも変に一部が細くなっているし、けがしているのかと思って見たらそうでもないようでしたが、食べ方も何だか変でときどき食べにくそうにしているのは、歯が悪くなってるのか口内炎でしょうか。まさか交通事故に遭ったのじゃないよね。
一応身体にはさわらせるのですが、まだ捕まえて病院に連れて行けるほどではないし、去勢までしたらもう家で飼うことになりそうだし。悩ましいです。
◇カツジ猫がひっかくので、置くのをあきらめたラグの代わりを買いに行かないとと思っていたのですが、さっきキャラ館を片づけていたら、バスマット風の多分そんなに上等ではない(と言っても叔母が使ってたので、それなりのものではあるでしょうが)ラグを見つけました。大きさもちょうどいいので、持って来て敷いてみましたが、肝心のカツジは今ベッドで寝こけていて、どの程度ひっかくか無視するかがまだよくわかりません。どきどき。
◇新聞もそろそろ書きはじめているようだけど、今回の衆院選の最大の争点はどう見ても、ろくな未来は見えてこない経済政策なんかじゃなくて、集団的自衛権でしょうよ。もちろん原発再稼働も。そして何より、そういう重大なことを、「議論しないで決めてもいい」というとんでもない非常識を定着させようとしている今の政府のやり方を認めるのかどうかっていうことが、一番の争点です。
首相の名前も、その経済政策の名前も、汚らわしくて書く気もしませんが、ほんとに、そのいいかげんで無気力な姿勢にこっちまで影響されて、無気力無関心になってしまうのが一番恐いですよ。
◇さてしかしそろそろ、体調不良を口実にして怠けるのも限界なので仕事をしないと。と言いつつ、三浦しおんの小説「木暮荘物語」を読んでしまいました。その純文学も負けそうなヤバい題材をラノベもかくやと思わせるカルイタッチで描くのに、唖然としつつ笑ってはまりました。