女人禁制やら何やら
じゅうばこさん
ご心配?かけましたが、公開講座は何とかぶじに終了しました。
まあ、これから始まることもあるのでしょうが。
講座担当の先生をなめていて、そもそも大学の公開講座の参加者は特に文系では少ないと思っていたので、10人か20人ぐらいもおいでになるのかな、私の古い本をプレゼントしてもいいななどと、のんきなことを考えていたら、大教室が二階までいっぱいの300人もおられたかと思うほどの盛況で、それどころではありませんでした。(笑)
講座全体は歴史関係の色彩が強いものなので、熱心な郷土史家の方も多くお見えになっていたろうと思うと、私の話はいささか期待はずれだったのではないかと、申し訳なく思っています。
終ってみれば女人禁制関係の話が、一番印象に残っていたりしたら、更に申し訳ない。(笑)
「詳しい話はまたブログで」などとも言ってしまったので、ぼちぼちまた、ここでもお話していこうかと思っています。
もっとも、この年になって退職もして、こういう、誰とでも何かともめそうな話は、あまりしたくないのですが。
唐突ですが、福島の原発の問題にしても、現地の方々の切実な思いを理解したいと思っても、それぞれの立場の方のものの言い方の激しさで、内容だけでも重いのに、疲れてしまって、聞きたくないと思うことがしばしばです。
今の若い方が深刻な話をさけ、重い話題をきらうと批判されたりしますが、そのお気持ちはよくわかりますね。
しかし、だからと言って、自治体が何かを推進しようとする時には、この問題をさけつづけているわけには行かず、あとになるほど、いいことはなく、いやなことは早くすませてしまう方が誰にとってもいいのではないかと私は思えてならないのです。