始まりの始まり
◎私はもう決めつけているのですが、安倍首相という人はどんなに自分がやりたいことでも、決して「真剣に相手を説得する」ということをしない人です。
あれだけ憲法を変えたいと言っていながら、憲法についての論戦はしない。変えやすくする96条改定を企てて、それもちょっと難しそうだったら、すぐ放ってしまって、NHKやら法制局やら要所要所で自分の都合のいい人事をする。
そのきわめつけというのが、秘密保護法案で、賛成反対どちらの人も、とにかくほとんどの国民が思っているのは、「何もそう急がなくても」「何をそう急ぐのか」「大事な法案なら、もっとゆっくり議論したら」だということでしょう。
それでもこれだけあわてて通そうとするのは、「じっくり考えたらヤバい」「わかればわかるほど反対がふえる」ということで、悪徳勧誘業者やオレオレ詐欺の手口とまったくちがいはない。
いろいろな意味で、これは何かの始まりでしょうね。本当に長く長く続く何かの。
◎シクラメンの鉢はピンクの花やつぼみが、クリスマスツリーのようにたくさん出て来ています。今日は今から仕事で街に出るのですが、年末の華やかな街でお金を使わないように、せいぜい財布のひもを締めておかないと。