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宗像市長選の結果について。

        宗像市長選の結果について、お礼とお願い

 皆さん、すでにご存じのように、宗像市長選の結果は、以下の通り、伊豆みさこ氏が当選しました。

 からさき裕治  8100
 伊豆みさこ  17314
 岩木久明    3677

 前回よりも低い37%の投票率とともに、この結果に失望されている方も多いでしょう。
 私たちもお寄せいただいた期待と信頼に答えられなかったことは、大変残念で、申し訳なく思っています。
 しかし、私たちは、この選挙を通して、大きなつながりを三つ、手にしたと感じています。

 第一は、今までさまざまな活動を通じて知り合っていた、宗像市の政党や団体や個人が、この選挙中、本当に私心も計算もなく、心からからさき候補の当選を願って協力しあうことができたことです。政策の内容、チラシの中身で何度も激論をかわしながら、私たちの顔はいつも「市民がつくる市政」をめざして、同じ方向に向いていました。おたがいの間に生まれた理解と信頼は、今後の活動のための大きな財産です。

 第二は、福岡から北九州までの広い範囲から、志を同じくする多くの人が応援にかけつけ、この選挙を、広い地域ひいては国全体につながる大きな流れの中で、とらえて下さったことです。今、国会でふみにじられようとしている民主主義と平和を守り、自民党の非人間的としか言いようのない数々の暴挙に立ち向かう一環として地方選挙を戦う多くの方々と、私たちは知りあうことができました。これもまた、これからの私たちの活動を支えて行く大きな力となるはずです。

 最後に、もっとも大きく、貴重なのは、市民の皆さん一人ひとりと私たちとのつながりです。たくさんの集会に参加して意見を述べて下さった皆さん、選挙カーにかけよったり、遠くから手を振ったりして下さった皆さんはもちろん、反対意見や批判、「誰が市長になっても同じ」という無視も含めて、私たちはこの間、これまでにないほど密接に、濃密に、宗像市の皆さんの心と暮らしに触れました。それは、まだまだ不十分で、目の粗いつながりに過ぎませんが、各地域の悩みや要望の実態は、私たちがこれからどのような宗像市をめざすのか、考えていく上の、かけがえのない貴重な資料となるでしょう。

 からさき候補は、常にその中心で、先頭に立っていました。私たちのつながり、広い地域の仲間、そして宗像市の皆さんの声と心が集まって、からさき候補を大きく、強くして行くのを私たちはこの目で見ました。それは、私たちのはじめたこと、めざす方向が決してまちがってはいなかったことを、日々確信させる力にもなり、私たちもまた、日々、強く元気になりました。
 私たちのその確信と元気とが、皆さんにもどうか伝わってほしいと願います。

 私たちは、これからも、開かれた市政、市民とともに作る市政をめざして、活動を続けます。伊豆市長の市政を批判するだけではなく、必要な時は支えながら、決して情報を隠させない、市民の暮らしをないがしろにさせない市政のために、皆さんと市政をつなぐ存在として、いっそうの努力をして行きます。

 すでに、特別支援学校の設立、世界遺産センターの建設など、大きな問題を抱えた案件が姿をあらわしつつあります。これらについて私たちは調査し、報告し、皆さんたちの声を市政に反映させたいと考えています。

 選挙事務所として借りていた建物の前には、大家さんが育てたたくさんの見事なつつじの盆栽が、牡丹か薔薇かと思うような見事な花を咲かせて私たちの目を楽しませてくれました。「すばらしいですね」と言うと大家さんは、「この花を見るために、一年間ずっと葉だけの鉢に水をやって丹精しないといかんのです」と笑われました。
 私たちもそのように、見事な花を咲かせるために、粘り強く水をやりつづけるような活動を、これから続けていくつもりです。

 皆さん、この間に寄せて下さった、さまざまのご協力、ご支援に深く感謝するとともに、これからも宗像市と「あなたと市政をつくる会」のために、どうか力を貸して下さるよう、心からお願い申し上げます。

                                 2018年4月26日  「あなたと市政をつくる会」一同

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カツジ猫