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静かなる絶望。

◇宗像市長選のまとめとお礼の文章を、投票をお願いした近所のかたに配って来ました。これで何とか一段落かな。ひきつづき、市政へのいろんな対応は必要となってくるでしょうが、何よりも私は自分の仕事をしなくては。

◇膵臓がんの手術をした沖縄の翁長知事が、仕事に復帰したようだ。いろいろなご苦労に、本当に感謝というか、おわびのことばしかない。
だいぶ前だが、奥さんが「夫が知事になって以来、笑ったのをみたことがない」と言っておられて、私はああそれはいけない、何でもいいから笑ってよ翁長さんと、一人で相当やきもきした。退院の写真を新聞で見ると、一応笑っておられたから、ちょっとほっとしたが、もう笑い死にするくらい、笑わせてさしあげたい。何かものすごくおかしいことってないのだろうが。翁長さんが笑い転げるようなことが、この世には。

そう言えば今朝の毎日新聞の川柳には、「安倍麻生見なくて済む日きっと来る」「膿を出すなんて言ってる膿なのに」と言う句があった。でもこんなぐらいでは、にやっとするのがせいぜいか。

◇私が投票をご近所の方にお願いしたのは、実は今回が初めてだ。お一人の方は、戦争中の思い出を書いた文章を見せて下さった。知り合いの若者の飛行機が、城山の上を飛んで、別れのしるしに翼を振って出撃して行ったそうだ。「平和が一番、戦争はいや」と、しめくくっておられた。

原稿をお返しかたがたお礼にうかがうと、「テレビなどで、戦争はいけないと、ちゃんといろんな人が言っているのに、政府はちっとも耳を貸さない。だんだんもう、どうなってもいいという気持ちになってきた」と、おっしゃった。
お身体が悪いから、もちろんデモや集会にもお見えになったことはない。私と、こんな話をしたこともない。
そんな方が、こんなにひっそりと一人で平和を願われ、日本の行く末に心を痛め、そして静かに絶望されているのだと思うと、たまらない気持ちになってくる。

◇ピーナッツバターの片づけ方をさがして、ネットで見つけた、ほうれんそうのピーナツバターあえは、甘ったるくてどぎつくて、いまいちだと思っていたが、食べてるとやみつきになる。また作ろうかな。もうひとつの候補、りんごのピーナツバターあえというのもよさそうだったが、レシピをもう一度確認したら、りんごを切って、ピーナツバターをつけて食べるだけだった。それレシピかよ。でも、簡単すぎるから、ちょっとやってみようかな。

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カツジ猫