川は大賑わい
※昨日、実家の墓参りに行きました。年末に松や葉牡丹等其れらしい物を飾って居たので、何か少し補充する位で良いかと思って居ましたら、花活けから松も花も皆引き抜かれて其の辺に散らばり、葉牡丹なぞは影も形も見えません。
誰か悪戯をしたのかと緊張しましたが、見ると墓地一面どの墓の花もそうやって抜かれて散らばって居ます。此の墓地は山の中腹で眺めは良いのですが滅多に人は来ません。其の所為か動物が時々やって来てこういう事をする様です。一度猪に遭いましたし猿も居る様ですし。
抜かれた花を片付け、家の庭先から取って来た蝋梅の枝と途中で買って来たチューリップとスイートピーの花束を活けて御墓は急に春の雰囲気に成りました。
※家の横の川では暫く見掛けなかった鴨達が随分増えて川面一杯に泳ぎ回って居ました。以前から居る茶色と緑の鴨に加えて額に白い筋のある黒い鴨の一群も居ました。
先日見かけた青鷺に代わって、白鷺が居ました。廻りに小さい三羽が居て雛が育ったのかと安心しました。川の中州の枯草に埋もれる様にして居ましたが、やがて大きく羽を広げて皆で何処かへ飛んで行きました。
※夏に死にそうに成りながら草取りをした御蔭で、古い方の家の前庭もまあまあ見られる状態です。でも、表門の両側の塀(上が生け垣に成って居るのですが)に薄や雑草が伸び放題で余りに見苦しいので、物置で見つけた剪定鋏でざくざく切り取りました。
応急処置ですがすっきりして、外から庭が少し見える様に成り、そうすると私も初めて赤い椿と白い山茶花が咲いて居るのに気が付きました。庭の中に居る時は見えて居たのに意識せず、塀の外からちらりと見えると目立って良く分かるのが可笑しいです。
古い家も新しい家も、何方も私は好きなのですが、消費税も上がり貯金も減って来ると此処を手放す日もそう先では無いかも知れないと思います。まあ其れでも出来る間は精一杯に楽しもうと思います。
川の土手にはそろそろ水仙が咲き出して居ました。