幸福なのが苦しくて。
◇DVDの新しいのを借りに行ったら、「ボブという名の猫」が新作で並んでいた。どうせ自分で買うつもりではいたし、本も買ったし、映画も二三回見たのだが、日本語吹き替えが聞きたかったのと、宣伝文句に紹介されていた、「すごい俳優と思った。猫のことです」に笑わされて、つい借りてしまった。でも、映画館で見たときもそうだったのだが、ボブと同じように幸せな飼い主を見つけた猫たちもたくさんいるのだと、わかってはいても、それとまったく同じような可能性があったのに、異常者に虐待されて残酷に殺された猫たちもいたことを思うと、胸がさしつらぬかれるように苦しい。
動物にしても人間にしても、そうやって分れてしまう運命というのが、とても、とても、やりきれない。なぜ、自分と自分の猫がこうやって、幸せでいられるのかと、それさえ不思議な気がしてしまう。
◇折も折、今日、猫を虐待した大矢誠についてのまとめサイトができたというお知らせをいただきましたので、紹介しておきます。
一人でも多くの方に、読んでいただきたいと思います。
ただ、残酷な表現(事実を述べてあるだけですが)に気分を悪くされる方がおられるかもしれませんので、そこはご注意下さい。
◇論文がようやく仕上がったと思ったら、切り詰めすぎて、規定の字数をかなり下回った。もったいないので、もうちょっと書き足そうかと思っているが、明日は早いし、今夜のところは寝た方がいいかもしれない。