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愛想もこそもつきはてる

タイトルの文句、昔、私の母や祖母がときどき言ってたような気がする。ひょこっと思い出してネットで検索してみたら、ちゃんと出て来て、「こそ」は「小想」の字があててあった。AIの回答かもしれないから、どこまで信用していいかは知らないけど、一応けっこう使われていたことばだったのかな。

このところ忙しくて、テレビのニュースもろくに見てない。だいたい、NHKなど、世界のニュースをまんべんなく紹介して、さも全世界を手元に届けてくれてるような顔してて、全国で起こってる戦争反対や首相退陣のデモについては、まったく存在しないようにふるまうから、そういうたとえはいけないかもしれないが、緑内障の症状が視野欠損とか言って、一部が見えなくなるというけど、そういう症状が自分に生まれているようで、ものすごく気持ちが悪くなる。

おまけに、とぎれとぎれに入ってくる情報が、何のことかもう意味がわからない。高市首相が何かの席で、「イマジン」の歌を20分熱唱したとかで、皆があきれてバカにしていたけど、まあそれは何となく、いつもの勘違いなパフォーマンスだと思えば不思議ではない。

ただまあ、それにしても選曲が「イマジン」かよ。私はこの歌やビートルズやジョン・レノンについて詳しいわけじゃないから、違和感も怒りもまだそれほどじゃないが、それにしても歌詞や歌われた歴史を見ても、高市さんの趣味や主義主張とまったく逆の、かけはなれたメッセージのものだぐらいのことはわかる。大丈夫かよ、教養がないとか常識がないとかセンスがないとかいうのを通り越して、感受性や感性も怪しいぞ。これで、国旗の損壊とかスパイ容疑とか微妙な問題を判断できるんだろうか。

多分勝手なことを言わせてもらうと、これは高市首相が「イマジン」の精神に鈍感というよりも、ふだんから言ってる愛国とか強い国とか世界のてっぺんとるとか、そういう理想や思想や目標に対して、本気でも本心でもないから、「イマジン」への拒否感や警戒心がないんでしょうね。そうとしか思えないわ。

あと、国会答弁は、ちょこちょこ聞くだけでも、まったく意味がわからない。選挙の際のSNS使った妨害工作を、首相の秘書がしたのかどうか、確認がとれないらしいんだけど、何でも首相の答弁では、一晩電話をかけまくって連絡つかずに、やっと朝になって連絡とれたら、秘書は何で自分がそんなことを確認しなくてはならないかと、キレたらしい。あのさ、普通の企業でも職場でも、そんな連絡つかないとか上司にキレて上司がひっこむとか、ありえますかね。

おまけに突然、その秘書は膵臓がんの第四ステージだと首相が答弁の中で口走る。そういうこと公式の場で本人の了解も多分ないままに言っていいかどうかはおいといて、膵臓がんとか言えば泣く子も黙ると思っておられるのか知りませんが、私も数年前に膵臓がんで手術して内蔵ごっそり移動させたぐらいで、そう珍しい病気じゃないし、そんな重症だったらなおのこと、療養中か入院中か、一晩連絡つかないってことはないんじゃないでしょうか。

と思ってたら、ネットでは、膵臓がんを患っておられるのは、同じ名前の別の秘書で、問題の方ではないとか。では首相は秘書のどなたがどなたか把握しておられなかったってことですか。もうわけわからん。

何度もしつこく申しますが、こんなことで、いったい世界のどこの国と戦争なんかできるんですかね。連絡網も指揮系統もぐっちゃぐちゃじゃないですか。

理解しようとするエネルギーも惜しい気がしていますけど、こういったすべてのことを、もはやもう、この忙しい時に。
 ただ、今になってつくづく思うのは、衆院選で大勝したとき、高市首相はじめ自民党の皆さんが、妙にうれしそうじゃなかったんですよね。変に後ろめたいというか不安そうというか。それがものすごく印象に残っています。私はあの時、それを、どさくさまぎれの勝利だから実感がなくて不安なんだと思ってたんですが。以下の引用の、最後のあたりをごらん下さい。

映画会のあいさつ

あらためて思い出しても本当に、あの時の与党の皆さんの「浮かぬ顔」は変でした。もしかしたら、今問題になっている選挙違反の工作をした、忸怩たる思いが手放しで喜べないからだったのかもしれないと、つくづく思い返しては、じわっと腑に落ちてきています。

ところで、いただいた梅の実で、怪しげな梅酒を作っています。母家の冷蔵庫がびんで満杯です。でも前にも書きましたが、数年前から岩みたいに固まったままの砂糖の巨大な塊を、全部砕いて使ったので、それはひとつ気がかりが消えたかな。ちょっとすっきりしています。

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カツジ猫