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揚げ足取りじゃないんです

沖縄の慰霊祭をテレビでちょっとだけ見た。久しぶりに見た玉城デニー知事のあいさつが、声がよく通って滑舌がきれいで、もちろん内容も最高で、毅然が服を着て立っているようだった。高校生の少女のスピーチも、曾祖母の脚の傷跡からつながる平和への祈りが、リアルで力強くて、こちらが励まされた。首相のスピーチには、登壇の瞬間から激しい怒りの声が飛び、例年、そういう声にはネットで批判が出るのに、今日はさっぱり見当たらないのは、私の茶坊主パソコンのせいか、世間がそういう声に共感したのか。まあ、私も思わず画面に向かって、「よく言えるな!」「嘘つき!」「あんたがしゃべるな!」とか叫んでしまったからな。とは言え、私の首相への期待というか要求水準は日に日に下がっていて、思わず、「いやー、今自分の日夜言ったりしたりしていることを考えたら、よくもこの場に出席する勇気があったものだ。それだけでもえらい」とか、とっさに感じてしまうのが、我ながらほんとに恐ろしい(笑)。

それはさておき、慰霊碑の前で祈っていた高齢の女性へのインタビューで、その方はお兄さんが戦死されたそうで、「戦争は絶対にしてはいけません」とくり返しておられたのだが、その時に「今もイラン戦争をしているけれど」とおっしゃっていたのが、気になってならない。それほど切実に平和を願い戦争を拒む人にしてなお、「イランで」じゃなく「イランが」なのだ。新聞やテレビが、トランプ大統領の理不尽な攻撃によって起こったし、続いている戦争の責任や実態を、きちんと報道しないから、平和を願う多くの人も「イランが」やっている戦争とぼんやり受けとめてしまうのだろうか。本当にメディアの罪は重すぎる。

国会前の集会で高校生がしたスピーチを再度リンクしておきます。このような人たちによって、私がどれだけ生きる力をもらっているかわかりません。それについては、また書きます。

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カツジ猫