政治ってのはさー。
◇女性手帳の配布なんて、いまどき一国の政府ともあろうものが、なんちゅうバカなことをするんだと思っていたら、批判が多いので「希望者だけに配布」に切り替えたという話を聞いて、そんなわけのわからんことをするために使うような余分な金がどこにあるんだと、また怒っていたら、結局、廃止することになったらしい。
つくづく不思議に思うのだが、口から出まかせ言ってみて反応次第でくにゃくにゃ変えて、訪米も中止するような、どっかの市長ならともかく、政府というか上に立つ人は、こういう大事業をやる前に、ちょっとこう、市場調査というか、国民の意見というか、最低でも識者や専門家の見解というか、そういうことを調べて、ニーズみたいなものを考えないのだろうか。ものすごく狭い範囲の、自分たちの感覚だけで決めているとしか思えないんだけど、そういう思いつきを金かけて実行に移して見てはこけているのって、ものすごく思い上がりの不勉強の無駄づかいって気がしてしょーがない。
国民(大衆でも庶民でも民衆でも人民でもいいが)の声を聞く、要望に耳を傾ける、という政治のイロハがもう完全に欠落してる。指導力っていうのは、それをつかんだ上でのこってしょーが、もうまったく。
◇私は安倍首相の「改憲は悲願」ということを聞くたびに(まあこれも本人が言ったわけじゃないのかもしれんけど)、ほんっとに、ずっこけるんだよねー。政治家は国民に奉仕するもんであって、そんな自分の「悲願」の達成のために政治やってんじゃねーよって思う。本人が言ったんじゃなくても、そんな風に報道されることそのものが恥で、私が首相なら、これこそ報道に抗議するけどなー。
◇キャラママさん。
ぼけっとDVDで「ミュンヘン」を見てたら、例のオリンピックでのテロ事件の時の実況を再現してる場面で、アナウンサーが「ドイツの軍隊は複雑な規則があるため、出動できません」と言ってました。
櫻井よしこ氏が何をかん違いしてらっしゃるのか知りませんが、複雑な規則や法律で軍隊が臨機応変に動けないのは、平和憲法があろうとなかろうと、なーんにも関係ありません(笑)。
あ、だけど、このDVD見てて気になったのは、主人公のアブナーが祖国のために働くのがいやんなって、スイスの銀行の貸金庫の金をかっさらおうとして行ったら、全部なくなってて、愕然とするって場面がカットされてたみたいなんだけど、私がうっかり見逃したのかなー。
◇「聖☆おにいさん」、本の方も新刊が出てたので、ほいほい買いました。公式ガイドブックなるオソロシイものも出てたので、これもついでに買っちゃった。それには、キャラ占いもついてて、私は「父なる神」になってました♪
今度の巻は弟子たちがあんまりドサドサ出て来ないで、ほどよくて、よかったです。