敬老の日
※老母を老人ホームに入居させたのは、去年の八月でした。親を施設に入れると言う事で罪悪感だの別離の悲しみなどを感じる小説の場面などが時々ありますが、本当にそんな事があるのでしょうか。あの時は母も私もほっと安心し意気揚々と新しい生活に歩み出す爽快感しか感じて居ませんでしたけれど。(笑)
最初に幾つか見て回った時の印象に間違いはなく、良い施設で(私と母にとってはという事です。どの施設にもそれなりの良さがあるのですが、それぞれにその特徴が微妙に違うのです。管理がきっちりして居る所や、どことなく大らかな所や。私は自分の直感を信じて即決したのですが、それは正しかったようです)、母も随分元気になったし大事にしてもらっています。
去年の九月の敬老の日に何か母にしてやったか記憶にありません。元々老人の積りもない母ですから家では祝った事がなかったのです。去年は入居して間が無かったし、私も気付かなかったのかも知れません。
母はその施設では多分最高齢に近いでしょうし、今年は何か贈り物でもと考えていますが、実は母の誕生日が十月の初頭で、立て続けの出費はこちらとしても苦しい所です。(笑)
今日、町に出て買物をして居ましたら、良い物を見つけたので買いましたが、これは誕生日にやる事にして、敬老の日にはこの近くの店で何か簡単に洋服でも買って置こうかと思います。そろそろ涼しくなったし母を連れ出して一緒に買ってもいいかしらと思っていたのですが、この数日また残暑が厳しくて・・・。そして今は急に強い雨が降り出して居ます。
※キャラママさん
昨日今日と妙に腰が痛むと思って居ましたら、実家で草取りをしたせいのようです。数日経って痛むので、何をしたか忘れてしまいそうになるのです。
そう言えば実家の川では、青鷺の子どもらしい小ぶりな一羽が、親について飛んで行って居ました。つばさの下の人間で言うなら腋の辺りに鮮やかな美しい青い色の羽根があって、遠くからでもよく見えました。
放射能に汚染された地域にも、同じように新しい命が息吹き始めているのかと思うと、厳粛な一方やるせない気持にもなります。