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文旦。

◇とてもいい天気で、この前の寒さの後では、何だか生ぬるい風呂に入っているようで、ありがたいけど、だらけそうです。今日も紀行の原稿の校正をしなくてはならないのに、なかなか手をつけられない。
私がぼけっとしている間に、水道屋さんが見えて、この前修理した水道管の横のところがむき出しになっていたのが気になったからと、すごくきっちり保護のパイプをつけて下さいました。そしてただのような料金で、少し余分にさし上げたけど、それでも申し訳なさすぎる。

◇自分の仕事や生活の現状も予定も、このままでいいというか、これしかないと思っているのですが、それでも、世の中がどんどん無駄を省いてスピードアップしている現在、あんまりていねいな生き方というか、楽しい生き方はするべきではないのかなと思い始めました。具体的には、もっとどんどんものを処分してしまうとか。ちょっと決意のしどころかもしれません。

◇たとえば今日は私、しめ縄や破魔矢のここ数年分を宗像大社に納めに持って行くのですが、いや、ただ持って行くだけで何も手間ひまかけるわけではないですが、こんなのも、えいっとごみに出しちゃう元気がやっぱりいるのかも、と思ったりします。
ていねいに生きるのか、がむしゃらに生きるのか、どっちも楽しそうだけど、トシと体力がねえ。

◇九条の会の事務局の人から、親戚が送ってきたと言って、大きな文旦をいただきました。置いているだけで、すがすがしい匂いがあたりにただよっています。え、でもこれ、どうして食べたらいいんだろ。ネットで調べて見なくては(笑)。

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カツジ猫