日々のうねりの中で。
◇今思えば、「市民連合オールむなかた」の会議で、二月ごろに四月の市長選の話をして、候補などを考えていたとき、一人が「市長選というと、改憲が非常に危険な現実味を帯びてくるころだから、その意味でもがんばらないと」と言って、私は「もちろんそれは大事だが、宗像市の市長選では、それを重要課題にするより、もっと市政の情報公開や市民参加をはじめとした、介護や教育、諸産業など身近で切実なことを中心にしないと、皆の関心が高まらず、また投票率が下がったら目もあてられない」と反論しました。
それは今でもそうだと思うし、「あなたと市政をつくる会」が、からさきさんを中心に訴えているのは市民生活や市政のことですが、しかし、改憲が最も危険な状態を迎えるだろうと私たちの誰もが予測していた、この三月末、アベ内閣は森友問題で追いつめられ、改憲を精力的に進めることが当初の予定ほどうまく行っていないようです。
もう半分狂ってるような政権ですから、ゆめ油断はできませんが、それにしても、二か月前には予想しなかったような状況が生まれているのに、あらためて驚きます。
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◇今を盛りと咲き乱れている、わが家の庭のユキヤナギは、垣根をくぐって、とうとう、お隣の庭まで進出したようで、おわびかたがた、「放っておいたらえらいことになりますから、早々に退治した方がいいですよ」と、申し上げたのですが、お優しいご主人は、大切に掘り起こして小さい植木鉢に植えて、ベランダに置いて下さってます。十センチもない苗木だけど、生意気に小さい白い花までつけてやがんの。うちの庭だと、ばりばり刈りこまれて滅びる運命なのにねと、ちょっと複雑な気持ちで垣根越しに運のいい小枝を見つめている私です。
