最高裁裁判官の国民審査
衆院選の投票日も迫ってきて、ふと気がついたら、同時に最高裁裁判官の国民審査もあるのですね。まるで調べてなかったので、あわてています。
これ、やめさせたい人の名の上に✕をつけるのですが、✕以外に○とか書いたら、全部が無効になるので、ご注意を。
とりあえず、「夫婦別姓」や「一票の格差」を合憲としたか違憲としたかを中心に、見てみました。
日本民主法律家協会さんのこれが、一番わかりやすいかな。
こちらは日本共産党、こちらは社民党、こちらは週刊金曜日の解説。
立場や意見は皆さまさまざまでしょうが、参考になさって下さいませ。
思い起こせばその昔、選挙の前に母は、まだ子どもの私を相手に、誰に✕をつけようかとあれこれ悩んでいましたねえ。わが家にはそのころ、右翼の新聞「帝都日日」も、共産党の新聞「アカハタ」も入っていて、母と私は「アカハタは、皆✕をつけろと書いてるよ」「でも、この人とこの人は、わりといいような気もするんだけど」「たしか、朝日新聞は、この二人はつけなくてもいいと書いてたみたい」(記憶違いじゃないと思うんですが、そのころは一般の新聞も、そういうことをちゃんと書いてたんじゃなかったろうか)「そうよね、そう厳しいことを言ってもね、少しはましな人はやっぱり認めてあげないと」「じゃ二人だけ残して、あとは✕をつける?」とか話し合っていましたっけ。私は中学生か小学生じゃなかったかしらん。
そうしたら投票から帰った祖父が、「おれは全員に○をつけて来たぞ」といばっていたので、母は「バカだねえ」と、あきれていたのを覚えています。
今まで✕が多くて罷免された人は一人もいないそうですが、こんなご時勢ではあるし、やっぱりチェックしとくのは大切なことだと思う。
今日は庭を掘っ繰り返して、ありあわせの材料で、チューリップの花壇を作りました。途中でちょっと休憩したら、例の野良猫のどれかが、新しい土の上に糞をしていて激怒しましたが、最終的にはしあがりました。芽が出るまでにバカな猫にいたずらされないよう、カバーの花も植えて、もうへたへたです。
他にもあれこれ、庭造りの計画はあるのですが、もう今日はおしまいにしないと、ほんとにバテそう。