月がきれい。

◇おせちを作るつもりはない。もちろん買うつもりもない。しかし、正月となると、ふだんは見当たらないものが店頭に並ぶので、おいしそうなものは買ってきて、重箱に入れてちびちび食べることにしている。昔、子どものころに好きだった、寒天とか淡雪とかが、どっさり積んであったので、栗きんとんやかまぼこといっしょに仕入れて来た。しいたけと人参と白菜は常備しているので、あと鶏肉でも買ったら、雑煮らしきものはできるだろう。

玄関のバラがしおれてしまったので、庭の水仙を適当に折ってきて花びんに入れた。玄関が清々しくなつかしい水仙の香りで満たされている。え、これは正月の飾りつけにはなんないよねえ（笑）。

◇結局、正月飾りを入れた箱は見つからないので、１００円ショップで、超安っぽい小さいかわいい三宝と、何の飾りもない小さい鏡餅を買って来た。明日はこれを飾ることにする。粗末すぎるのがかえって、お洒落な感じである。自己満足よのう。

◇昨日の夜は空気はしびれるほど冷たく、その分空が澄みわたって、星と月がぴかぴか光っていた。今夜は寒さはそうでもないが、月はきれいに輝いている。今日でジムが休みに入るので、閉まる時間ぎりぎりにすべりこみで飛びこんでお風呂にだけ入って来た。明日はいよいよ正月飾りと片づけにはげむぞう。