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杞憂かしらん

今日は雨なのでウォーキングをさぼった。いつも途中でハガキを出しに立ち寄る小さめの郵便局に、年賀状用のちっこい手作りポストがあって、入れてみたいので、年内に少しずつでも年賀状を出してみようかと思っているが、毎年元日にいただいた方へお返事のようにして出しているので、今書こうとしても住所が誰もわからないのよね。自業自得というか、楽しみが一つ減った。住所録とか探そうにも、最近は個人情報がなんちゃらで、いろんな学会とかの名簿にも、ほとんど住所がないのだわさ。

ハガキと言えば、先日ウォーキング中に友人に出そうと思って、エプロンのポケットに突っ込んだはずのハガキを、どこかで落っことして(スカートみたいなおしゃれなエプロンなのが災いして、ポケットと思ってエプロンとスカートの間に入れてしまったらしい)、大したことも書いてなかったからまあいいやと思ったものの、誰かが拾って投函してくれたかなとも思って、次のハガキで友人にそのことを書いた。そうしたら今日メールが来て、ちょっと遅れたけど届いたらしい。でこぼこで汚れていたからどうしたのか不思議だったけど、きっと車にひかれたのを誰かが拾ってくれたんだろうとのことだった。

この友人は海外旅行が好きで、以前にアフリカかどこかの空港で、ポストとも思えない怪しい何かに私あての象の絵葉書を放り込んだら、数ヶ月してきちんと届いて、二人で感動したことがある。世界も日本もまだまだ捨てたもんじゃない。そう関係もないんだけど、「ドリトル先生の郵便局」の話をちょっと思い出したりした。

パソコン担当の若い人が年末の忙しい時間を縫って来てくれて、メールの調子が悪かったのを無事に復旧してくれた。というか、私が簡単な操作をまちがっていただけだったのかもしれない。何にしろよかった。皆さまどうぞ安心して、「お手紙」欄からご連絡を。

アベ元首相の国会答弁のしょうもなさにうんざりして、悪口も書く気がなかなか起こらずにいた。そりゃ私が年をとったせいかもしれないし、専門の研究に専念するため、社会的政治的関心はシャットアウトしようと心がけ真っ最中のせいかもしれないけど、もうどういうか、そういうこととはまたちがって、これはトマトですと言ってキジ猫を差し出された八百屋の店先で、どういうリアクションをしたらいいのかというような、脱力感と虚無感と非現実感にとりつかれて、何だかふらふら暮らしていた。

そうしたら、多分どっちかというとかなり保守的なYahooニュースのコメント欄で、皆が書いていることが、すべてもう私のこういうことを書かなくちゃいけないかなあと思っていたことばかりで、もう、これを引用して、そうだそうだいいねいいねと心の中で連打しておくことにする。

●当初は本当に知らなかったかもしれない。
(そうは思いませんが…)

しかし、あれほど連日国会で追及されている中で
本当に秘書の「説明」を信じていたとしたら
あまりにお粗末。

少なくとも、秘書に、
「資料を持って納得できるように説明しろ」と言えただろう。
ホテルに問い合わせもできただろう。
安倍ウソツキ晋三の弁によれば、
ホテルは「公開を前提とした」資料提出は拒んだだろうが、
顧客当人(安倍ウソツキ晋三)の問い合わせには応じただろう。

他にも、何百万単位での勝手な決済をした秘書にお咎めもないこと。
そもそも補填したカネの出どころなど、
綻びは山のようにある。

何より。
国で、結果的だろうが何だろうが、
総理大臣が虚偽の答弁をしたことに変わりはない。

責任を
「重く受け止め」「痛感」するならば、
どのようにして「取る」のか。

「職責を果たす」ことは、総理大臣としては、もうできない。

●結局、何をやっても選挙で自民党に投票する人がいるんでしかたない。
二流の人を選んでいる国民の自業自得だと思います。
選挙でしっかりNOを言わないといけない。

●国会で118回ウソをついてもいいというとんでもない元首相。
ウソつきの決めてやった事なんて全て怪しくなる。ウソついて必要ない事をやったかもしれん。
安倍のやった事決めた事もう全てやり直してくれ。

●この秘書は、毎年何百万も、勝手に補填してたの?
しかも、プライベート用に預けたお金でしょ?

毎年何百万も秘書が議員に相談なく補填するわけ?そんなもん誰が信用するねん。

●政権を交代させて法整備するしかないでしょう。
野党もそれを公約にしたほうがいい。
ここで及び腰になってはいけません。

●安倍さんの嘘が巧妙化してる、とかってタイトルの記事がありましたが、どんどん臆面がなくなっていく、の間違いだと思います。

●「野党はだらしない」「野党よりまし」っていうキーワードは安部応援団の保守ビジネスで飯食ってる奴らの刷り込みだからな!腐敗している自民党より若くて気概のある野党議員がたくさんいる!洗脳から目を覚ましてください!

まだまだあるけど、ごく一部です。
でもね、私がこういう、もっともすぎるコメントの数々を見て、とっさに最初に思ったのは、「うーん、この次に政府がねらうのは、もう絶対にネットでの発言の取り締まりやな」ということでした。杞憂かしらんね。だったらいいけど。

私はネットでのろくでもない書き込みの数々は身ぶるいするほど嫌ですし、どうせ金もらって書きこませているバカな意見の数々も害は大きいと思いますけど、いっそもうそういう無法地帯にしといた方が正しい意見も書き込めるのかなと、こういうの見てるとちょっと心がゆれます。金もらって書き込む意見って、どうせ型にはまってつまらないし、そのうちには見抜かれそうな気がする。見抜く力を私たちがたがいに養いあわなくてはいけないんだろうとは思うけど。

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カツジ猫