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桜が咲く街

※先程、外に出て見たら一面の星空でした。夕方、母の所へ行く時に見た夕焼けも見事でしたし、明日もきっと良い天気なのでしょう。
街中で桜が満開です。此の花が咲くと風景の遠近がはっきりして来てめりはりがつくからでしょうか、普段見て居た風景も突然目が覚めて見る新しい世界の様です。地の果て、山の上までも。

※ですが、原発近くの、人が居なくなった街や村でも同じ様に美しく桜が咲き乱れて居るのかと思うと切ない思いにかられます。
先日、旅の途中に入った店に置いて有った、チェルノブイリの子どもたちの文集を読んで、福島の現状と重なるのに驚き、其の発行が3.11.の数年前なのに気が付いて更にやり場のない思いがしました。こんな本が出て居てなお、私達はあんな事態を再現させてしまったのかと。

※川内原発の再稼働の申請が出されたとの話を聞いて、「さよなら原発」集会で広瀬隆さんが、訴えた言葉が耳によみがえりました。彼は「もし九州で原発事故が起これば風に乗って放射能は日本全国を汚染するだろう。私は自分の孫たちのために九州の皆さんに土下座してお願いしたい。玄海、川内、二基の原発をどうか絶対に動かさないで下さい」と言ったのです。

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カツジ猫