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梅のつぼみ。

◇何年も前に植えて以来、ずっとぱっとしなかった庭の梅だが、今年はかなり枝がのびて、つぼみもたくさんついている。咲くのが楽しみだが、その前に、周囲の枯れたルリマツリの枝を切って、山椒やサルスベリやサカキも、ちゃんと刈りこまなくちゃ。そろそろ、春の花も少しは植えたい。

◇「しんぶん赤旗」で武田砂鉄が「いかがなものか!?」というコラムの中で、三浦瑠麗のワイドショーでの発言をとりあげている。テロリスト分子について「今ちょっと大阪やばいと言われていて」と言ったのに対し、松本人志が「潜んでるってことですか?」と聞き、彼女は「潜んでます」と断言した。

まあそれも、たいがい無責任な発言ということは、すでにあちこちで言われているが、武田氏が愕然としているのは、三浦氏が翌日自分のブログで「このレベルの発言が難しいとなれば、この国でまともな安保論議をすることは不可能です」と発言を肯定補強し、「具体的には『これこれ』という発言をしました」と自分のテレビでの発言を紹介している、その「これこれ」に二か所ほど「(中略)」があり、先の「潜んでるってことですか?」「潜んでます」とのやりとりが、すっぽりこの「(中略)」ですっ飛ばされていることだ。

◇学者、研究者としては、などとえらそうな前置きは多分不要な日常次元の常識でもあるだろうが、こんな自分に一番都合の悪い部分、問題の要となる部分をカットした資料なんて、卒業論文、レポートとしてはゴミ以下だし、意識的にも無意識にでも、こんなことができてしまう人の言うことすること考えることは、もうひとかけらも価値はないと私などは、とっさに感じてしまう。ひどい学者とは前から聞いてたけど、本当にこれはひどいなあ。もはや、この水準でマスメディアに引っぱり出されるなんて、本人のせいじゃなく、回りの責任だよ。気の毒に。と言いたいぐらいの状況だ。

そのくらいバカにして一笑に付して相手にしなくていいくらい荒唐無稽の発言で、被害を受ける人たちがいるかと思うと、こっちは怒髪天を衝くけど、もちろん。

◇三浦氏が東大出ということも私は知らなかったし、どうでもいいんだけど、ひょいと思い出したのは、大昔、大学院で、学問的にも個人的にも皆からものすごくバカにされていたやつがいて、私は他のやつらもそんなにどうってことないと思ってたから、超特別その人がひどいとは思わずつきあってた。まあ多分私は最上級生で被害が少なかったってこともあったんだろう。

修士課程ならまあわりと誰でも行けるけど、博士課程はそうはいかないと何となく皆が考えてた博士課程に、その人が合格したとき、皆がものすごくショックで「何であいつがー!」みたいに言いあって落ちこんでた時(「あいつも案外えらかったのかもしれない」とか、誰も考えなかったのは、本人も周囲もそれなりにすごいというか)、私は皆を慰めて「いいじゃないの、あの人が通ったんだから、これで博士課程もそう大したものじゃないということがよくわかったわけだし」と、まったく本気で言ったんだけど、多分何の役にも立たなかったよね。

何せ私は、親戚や友人知人ひいきの俳優が、有名企業の役職についたり、ノーベル賞やアカデミー賞とったりしたとき、「あー、あんな人がつとまるとは大した企業じゃないな」「あー、あの人が受賞するってことは、案外まともなとこもある賞なんだな」のどっちかしか思わないからね。その時皆を慰めたことばも、心の底からの本心でしたけど。つまりは、どこに行こうとどこにいようと、私にとってバカはバカだし、偉大な人は偉大なんですよ。

◇金メダルもまあそうなんだけど。ただ最近アスリートたちが、国に関係なく選手どうしで親しさを示し、マスメディアもわりとそれを紹介するのはいいですよね。国威発揚の場のスポーツは、見てるだけでもうんざりです。どうせ歯の浮く美談やドラマを演出するなら、せめて世界平和に貢献する方向でやってほしい。

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カツジ猫