樹木と年齢
朝から雨が降りそうで降らない。しょうがないから水まきをした。昨日植えたバラを見に行ったら、一応無事だった。
ついでにチョウセンアサガオの壮観もごらんあれ。
しかしまあ、バラぐらいならいいとして、私は今、「昔風の庭」をめざしてる上の家の前庭に、椿やら山茶花やら紅葉やら、せっせとそれらしい樹木を植えて、これが育てばきっと素敵な和風の庭になるぞと悦に入ってたのだけど、よーく考えたら、育って花がつくころには、私はとっくに八十越えて、ひょっとしたらこの世にいないんじゃないかしら。がーん。
これまで庭に木を植える時に、そんなこと考えたこともなかったので、ある意味新鮮なショックを受けている。
二十年前、愛猫キャラを登らせてやろうと適当に植えたキナモチの木は、その後倍以上の高さの巨木になって、二階の窓まで届きそうになってる。何となく、今植えた木がそうなるのを見られるだろうと平気で思いこんでいた自分が信じられない。
つまりあれだな、どうしても庭に大きな木が欲しければ、もう巨木に育ったのを買って植えるしかないってことか。やれやれ。こんなことに今ごろ気づくとは(笑)。