欲は身を滅ぼす。
◇クリスマスも年末も正月もあらばあれ(そんな言い方あるのかしらんが)、私の当面の目標は風邪を完全に(は無理でもせめて少しは)治して、田舎の家の片づけをしてしまうことでしかないんですが、家でゆっくりするために借りて来たDVDが「シビル・ウォー」「ボーダレス ぼくの船の国境線」「顔のないヒトラーたち」って、熱があるときに見る映画じゃないよなあ、どれもこれも。
まあ、ツタヤがまた準新作を100円で貸すってサービスしてたのがいけないんですが。
ラッセル・クロウの監督作「ディバイナー」(これ、アクションの棚にあったけど、そりゃアクションもあるけど、どう見ても「アラビアのロレンス」にも匹敵する最高最良の歴史大作だと思うんだけどな。ほんと、もったいない)もまだ準新作で、5本の内の4本が借りられてたので、ほっとして、私もまた借りようかと思ったんだけど、いや待て、この機会に見る人が一人でも増えてほしいと思ったから、ぐっと我慢して借りるのやめた。我ながらけなげよのう(笑)。
◇だけど、つくづく思うのだが、こんなに安くどんな映画も見られるんでは、ついつい文庫本でも一冊500円や1000円するのを買うよりは、DVDを借りてしまうのもしかたがないなー。せめてせめて、同じぐらいの規模で、古本のレンタルショップも作ってくれたらなー。
◇池田清彦先生のとこも、あいかわらずポイントをつく、いい記事を紹介してますねー。年末の忙しいときに、情勢を押さえておくためにも、ぜひどうぞ。