ろくでもない知識が増える。
◇連合の神津会長が、野党共闘は絶対してほしくなく、民進党は自民党の双子みたいになってほしいらしい人であること、民進党がふらふらするのは、連合のこういう姿勢だってことを、この前の毎日新聞の記事でよーく理解したのだが、こういう知識ばっかりがどんどん増えて行くのも、国文学の研究者としちゃわびしいなあ(笑)。
ともあれ、こたつぬこさんの、このような観点はしっかり身に着けておきたいです。
「われわれが頑張らなかったら、多くの民進議員や候補者は、電力総連に選対やってもらって、まあ80議席くらいとれて、改憲と原発もオッケーで二大政党やって安泰、になってたんですよ。でもそうはならなかったですよね。」
https://twitter.com/sangituyama
◇南スーダンへの武器輸出について、国連は否決し、日本はアメリカに反対して中国ロシアと足並みをそろえました。首相は自衛隊の派兵をした手前、南スーダン政府と対決はしたくないらしい。でもそれは、明らかに現地の市民の虐殺に手を貸すことになると言われています。
派遣した自衛隊の安全(というか、派遣した自分のメンツ)を守るために、その国の国民を苦しめている政府に手を貸す。もう、絵に描いたような目先だけの小手先の、奇妙奇天烈な首相と政府の発想が、次第に加速しています。もう自分たちでもとめられないのやないやろうか。
◇もう完璧に小説「キャッチ22」の世界ですね。70年代にアメリカでよく読まれ、映画にもなった「不思議の国のアリス」風の、戦争と軍隊の狂気を描いたブラックコメディの名作ですが、あれが現実になる世界を目の当たりに見ることになろうとは。