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母のその後

※一昨日昨日と母の所に行って居ます。母は今の所では落着いて居て変に○○さんの事を口にしたり妙な被害妄想を口にする事は無く成りました。
「どうね、世の中の動きは」と「私は兎に角此処で全て御任せにして置けば良いのね」と言うのが最近の口癖です。後者は以前からそうだったのですが、此れなら私も対応は苦に成りません。「あれ以来、連休中は車の大事故は無い様よ」「ダルビッシュは上手くやって居る様よ」等と話して居ます。

「何を言っても聞流して反対しない」と言うマニュアルにも正しい部分は多々有りますが、私は其れを破りがちで母とは何時も一人前の人間として真正面から対立して居ます。其の方が自分が楽だからでも有ります。
母が退屈なのか時々おかしな方向に腐って行くのが此の頃では何となく分ります。其の時に私に限界が来て切れると母は普通に戻る様で、母にとっては私の怒りは理解出来ない迄も適当な刺激に成るのかも知れません。

※じゅうばこさん

毎日新聞の投書欄の批判、御伺いするのを楽しみにして居りますよ。(笑)
所で此の新聞の日曜版に重松清の小説が連載されて居て、現代のホラー小説めいた、まだ中途ながら毎回後味の悪い小説です。此の作者の他の作品を知って居ますから心配はして居ないのですが、そうでなければ読むのを止めたい位の気持悪さです。しかし現代の人間の弱い所を衝いて来る内容では有ります。

昔、過激な教育方針が批判されて解散したスパルタ塾の復興を軸に子育てや老親介護の問題が描かれて居るのですが大阪市で起こって居る事態等と重なる様な部分も有ります。
しかし此処で描かれる老親と主人公との関わり(むしろ関わりの無さ)は私とは違うとも痛感して居ます。有難い意味でです。
其れは私も偉いのですが(笑)、何よりも母が強烈な性格で全力で周囲や社会と戦って来た事に起因するのでしょう。其の点では私は母に感謝すべきなのでしょうね。

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カツジ猫