毛長猫カツジの近況
カツジは今夜はやさしい院生さんに来てもらって、たっぷり遊んでもらって満足したのか、まんまるくなって寝ています。
授業はあと二回で江戸時代の演劇を語りつくさなければならないはめになっていますが、まあ何とかなるでしょう。
しかし本当に早いところ、この授業のノートを作ってしまいたいなあ。しかし、紀行全集の方が先だろうなあ、どう考えても。
久しぶりに授業と研究会をしたら、また血圧がかなり上がった。まあ幸いに危険水域ではない。
とはいえ、もう卒業論文の〆切もせまっていて、学生や院生の指導にも手が抜けないからキビシイ。
また変にやかましい人がいて、大学教育の中身に文句をつけたらいやだから言っとくと、もちろん私の卒論指導は正式の指導ではなく、学内の正規の教員がきちんと指導も審査もして下さっている。私はあくまで非公式にアドバイスしているだけで当然ながら報酬はいっさいない。正式の指導教員以外の先生(もちろん他大学もふくめて)にそういうアドバイスをもらうことは、何十年も昔から普通に行われているし、これからも行われるであろうことで、別に問題になるようなことではない。そうやって学問の交流や活性化は普通に自然に大昔から行われていた。そういう指導をしない先生もどこかにいらしたかもしれないが、それは個人の自由だった。
法律や規則ではなく、良心と美風で当然のことになっている伝統で、だがまあこれだけめいっぱい法律と規則でしばられ働かされ、余裕があってはならないという発想で大学教員の時間と体力がしぼりあげられていては、今後はどうなるかは保障の限りではないなあ。大学の現場では。その内、正規の指導学生ではない学生の指導についての規則と待遇が法制化されて、それするたびに書類を提出しなくてはならなくなるのかも。考えただけで、ばかばかしさに気が遠くなりそうだが。
ふうう。(猫が怒っているのではない。)そもそも私自身が今の時点で何でもう、いちいちこんなことに神経を使わなくてはならんのだ。まあ自業自得って気もするが。
さて、そろそろ寝ます。今夜は遅くなってしまったけれど、明日は朝寝坊ができるはず。
♪三千世界のカラスを殺し、ひとりでたっぷり寝てみたい♪
って心境です。
※ちなみに、あとで若干編集したので、時刻がこのようになっていますが、最初にこれを書きこんだのは、つまり寝たのは、6日の深夜、7日の未明の午前2時半でした。